全日本F3選手権第10戦もてぎ:坪井翔がポール・トゥ・ウインで今季7勝目を飾る

2018年8月18日(土)16時50分 AUTOSPORT web

 全日本F3選手権第10戦は8月18日、栃木県のツインリンクもてぎで14周の決勝レースが行われ、ポールポジションスタートの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が今季7勝目をマーク。2位は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F314)、3位は大湯都史樹(TODA FIGHTEX)となった。


 スーパーフォーミュラの公式予選に続き、風も強く肌寒さも感じる16時10分にフォーメーションラップが始まった全日本F3選手権第10戦の決勝。スタートでは、ポールポジションの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)がトップで1コーナーに入り、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が2番手へ。3番手には好スタートを決めた大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が続く。


 トップの坪井は3周目には2番手の宮田に対して1.229秒の差を築くが、宮田からやや差が開いた3番手には、大湯を先頭に金丸悠(B-MAX RACING F3)、阪口晴南(TODA FIGHTEX)が接近戦を展開。その後方では、河野駿佑(HubAuto F318)、笹原右京(THREEBOND)をかわしてきた片山義章(YTB F318)が6番手に続く。笹原は1周目から抱えていたクラッチトラブルのため、2周目を終えてピットイン。マシンを下りている。


 坪井は10周目には宮田に対して2秒のリード、そして宮田からは10秒ほどのギャップで3番手争いが展開されていくが、接近戦に変化が出たのは11周目。90度コーナーで金丸がわずかにアウト側の出口でコースオフ。これで3番手の大湯と金丸の差が開き、阪口と片山が接近する。


 ただ、続く4コーナーで片山が阪口のインを突くも、ここで順位は変わらず。逆にふたたび大湯との差を詰めていった金丸は、ファイナルラップまで大湯に食らいつく走りをみせていった。


 一方、首位の坪井は危なげなく14周を走りきり、今季7勝目をマーク。ポールポジションの1点、ファステストラップの1点を獲得し、このレースでのフルマークを達成した。2位は宮田で、3位には金丸のプッシュを防ぎきった大湯となった。大湯は第8戦岡山に続き連続表彰台となっている。


 4位は金丸で、5位に阪口、6位は片山という結果となった。

全日本F3選手権第10戦のスタートシーン
宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)
トップでチェッカーを受ける坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)
大湯都史樹(TODA FIGHTEX)と金丸悠(B-MAX RACING F3)の争い
全日本F3選手権第10戦の表彰台


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