福留孝介氏が脱帽する天才打者「何を投げられても同じ形で打てる」と語るレジェンドとは

2023年8月23日(水)6時0分 ココカラネクスト

現役時代は福留氏同様、抜群の打撃センスで知られた高橋氏(C)CoCoKARAnext

 中日、阪神、メジャーでも活躍、45歳まで現役を続けた福留孝介氏が上原浩治氏のYouTubeチャンネル「雑談魂」にゲスト出演。

 8月15日までに更新された動画内で、かつて卓越したバットコントロールで「天才」と称された福留氏でも「敵わなかった」打者について語った。

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 現役時代、卓越した打撃センスから日米通算2000本安打を記録し、首位打者2回、最高出塁率3回、MVP、ベストナインなど数々のタイトルを獲得した福留氏。

 そんな「天才」でも敵わなかった打者を問われると、イチロー氏、松井秀喜氏、高橋由伸氏、前田智徳氏の4名を挙げた。

 中でも、「直球でも変化球でも何を投げられても、必ず同じ形で打てる、すごいなあ」と舌を巻くのが、高橋氏だ。

 さらに着目したのは抜群の「タイミングのとりかた」にあったという。相手投手がクイックで投げようと、どんな形でも対応できる、まさに天性のものがあったと福留氏は感嘆する。いつ何時も同じタイミングをとることができ、同じ形でホームランを打つ姿を、もはや不思議に見ていたという。

 ホームランを打つ際に多くの打者は多少崩されるものだが、高橋氏に関しては「泳いでホームラン打っているイメージがない」(福留氏)とタイミングが外されているのを見たことがないとした。

 同じ左打者であり、常に同じタイミングでどんな投球に対しても打球を放つ高橋氏を、一時はフォームの参考にしようと試みたこともあったという福留氏だが、「できなかった」と語る。

 加えて、シカゴ・カブス、クリーブランド・インディアンス、シカゴ・ホワイトソックスとメジャーでもキャリアを重ねた同氏は尊敬するメジャーリーガーに関しても言及。10年連続で打率3割、30本塁打、100打点を記録したアルバート・プホルス、ナ・リーグMVPをはじめ、2度の本塁打王、3度の打点王を獲得した、ライアン・ハワード、MLB史上45年ぶりかつ現役選手唯一の打撃三冠王達成者であるミゲル・カブレラを挙げた。

 これについて、「嫌な名前が1人入っている」として、上原氏も実はカブレラは大の苦手だったと明かすシーンもあった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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