大谷翔平はゴロゴー?ストップ?福留孝介氏が三塁走者としての大谷の動きに見解「スタートを切らないと」
2025年4月27日(日)12時54分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—パイレーツ(2025年4月26日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、本拠でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。第4打席も左中間への適時二塁打を放ち、“パパ初打点”に加え、今季4度目の1試合3安打“猛打賞”をマークした。
3—4と勝ち越しを許した直後の7回1死一塁の第4打席、相手2番手左腕・ファーガソンに2ストライクと追い込まれたが、5球目の93・2マイル直球(約150キロ)を捉え、左中間を破る適時二塁打を放ち、一塁走者・パヘスが同点のホームを踏んだ。
さらに次打者・ベッツの打席で三盗にも成功。“パパ初盗塁”も記録した。盗塁は15日(同16日)のロッキーズ戦で成功して以来、出場6試合ぶりとなった。
ただ、ベッツが四球を選んで1死一、三塁と好機を広げたが、フリーマンの一ゴロで三塁走者の大谷は本塁へスタートを切れず。一塁手・トリオロがそのままベースを踏んで打者走者のフリーマンをアウトにした後、二塁に転送し、一塁走者・ベッツがタッチアウトとなった。仮にベッツがアウトになる前に大谷が本塁に生還していれば勝ち越しだったが、併殺プレーで攻撃終了となった。
NHK—BSで解説を務めた福留孝介氏は、この大谷の走塁について言及。「大谷選手がスタートを切っていないんですよ。ファーストランナーは後ろのプレーで見えていない。フォースプレーの可能性もあるので。ベースを踏んだかどうかの確認ができない。1アウト一、三塁ですよね。ゴロのタイミングで大谷選手はスタートを切らなきゃいけないと思うんですよ。ベンチの作戦なのかなんなのかわからないですけど」とベンチの判断は定かではないが、スタートを切るべきだったのではとの見解を示した。