遠藤航を過小評価するな!リバプール初練習の様子にロマーノ記者唸る

2023年8月23日(水)6時39分 FOOTBALL TRIBE

遠藤航 写真:Getty Images

 日本代表MF遠藤航は今月、VfBシュツットガルトからリバプールへ完全移籍。19日に行われたプレミアリーグ(イングランド1部)第2節ボーンマス戦でデビューしているが、現地では早くも同選手の実績や振る舞いに注目が集まっている。


 遠藤は直近2シーズンにわたり、シュツットガルトのキャプテンとしてリーグ戦ほぼ全試合でプレー。シュツットガルトと契約延長の可能性が報じられていた中、移籍金1800万ユーロ(約29億円)によりリバプールへ完全移籍している。


 そのリバプールは当初、ブライトンMFモイセス・カイセドの獲得を狙っていた。しかしカイセドはチェルシーへ移籍。遠藤が本命候補ではなかったほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)をはじめ大舞台での経験が少ないこともあり、一部からは同選手の獲得に疑問の声が上がっていた。


 しかし欧州の移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、遠藤を高く評価。自身のポッドキャスト番組『Here We Go』で以下のようなコメントを残している。


 「リバプールは遠藤が過小評価されている選手だと信じている。多くの人々は無名選手やビッグネームではない選手と契約したと言っているからだ。だが彼はキャプテンであり、ブンデスリーガでの実績が豊富だ」


 「最初のトレーニングセッションから、チームメイトが(遠藤のパフォーマンスや振る舞いに)とても満足しているという話も聞いている」


 リバプール到着時からFWモハメド・サラーと英語で会話するなど、コミュニケーション能力の高さを見せている遠藤。すでにチームメイトから信頼を得たとみられるだけに、レギュラー定着への期待は高まるばかりだ。

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