スーパー耐久:TRACY SPORTS、ADVICS muta Racing RCF TWSでST-1に挑戦

2020年8月25日(火)21時43分 AUTOSPORT web

 ピレリスーパー耐久シリーズに参戦するTRACY SPORTSは、8月18日付けで2020年に投入するADVICS muta Racing RCF TWSの参戦体制を発表した。今季はかねてから希望していたST-1クラスに活動の場を移し、チャンピオンを目指す。


 長年スーパー耐久をはじめ、数多くのフィールドで活躍するTRACY SPORTSは、設立当初から市販車をレーシングカーとして製作することを主軸にモータースポーツと向き合ってきた。エンジンの開発や組み立て、昨今では珍しくない運動統合制御システムを独自に研究し、今までにない市販車同様に近いレースカーを製作。日本の下町技術の情熱で、レースに参戦している。


 2020年に向けては、これまでの技術を活かしたレクサスRC FをST-1クラスに投入。同じく積極的にモータースポーツに挑んでいるアドヴィックスが、新型ABS制御システム、新型鍛造ブレーキキャリパー、新型ブレーキローターなど、最新パーツを開発・提供する。また最新のチームウェアは、muta JAPANが協力する。


 そんなレクサスRC Fをドライブするのは、2019年にST-3クラスで38号車をドライブした堀田誠に加え、スーパーGTでも活躍する阪口良平と堤優威をレギュラードライバーとして起用。さらに、第1戦富士24時間では、良平の甥である阪口晴南がDドライバーとして加入。強力なラインアップで優勝を目指す。


 TRACY SPORTSは「ご支援いただきます各社様に感謝申し上げるとともに、新たなクラスでのチャンピオン獲得を目指し、少しでもモータースポーツの発展と、車好きの方々との繋がりを、深く強めたいと思っております」としている。

ADVICS muta Racing RCF TWSのカラーリング

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