MotoGP：マルケス、サンマリノで「いいスタートを切る準備は整っている」

　MotoGP第13戦サンマリノGPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■マルク・マルケス（MotoGPクラス　ランキング2位）

　前戦イギリスGPでマシントラブルによりノーポイントとなり、ランキング2位に後退したマルク・マルケス（ホンダ）。タイトル争いのためには今回のレースは重要な一戦となる。

　ミサノでは2013年に2位表彰台を獲得、2015年に1勝をマークしており、125㏄クラス時代の2010年、Moto2クラス時代の2011年と2012年に優勝した経験を持つ。昨年のレースではトップ争いから遅れ、単独4位でゴールした。

「前戦のイギリスで起こったことは忘れて、ミサノですばらしいウイークを過ごしたい」とマルケス。

「重要なことはここ数戦、どんなタイプのコースでも競争力を発揮しているということ。これまでどおりのアプローチでツイスティでタイトなレイアウトを持つミサノに臨みたい」

「できるだけベストを尽くし、勝利だけを目標とせず、チャンスがあれば戦えるように備えておきたい。ベストな結果を得るために努力する。ミサノでは8月にテストを行ない、ポジティブな内容だった。金曜日の朝からいいスタートを切る準備は整っている」

■ダニ・ペドロサ（MotoGPクラス　ランキング5位）

　イギリスGPを終えてランキング5位とチャンピオン争いに止まっているダニ・ペドロサ（ホンダ）。ミサノでは2016年と2010年に優勝、2011年に2位、2009年、2013年、2014年に3位に入賞するなど、コンスタントに好結果を残している。

「ミサノのレースが楽しみだし、好きなコースだ。ミサノには多くのファンと素晴らしい雰囲気がある」

「ミサノにはよい思い出があり、いくつかのよい結果を残した経験があるから、全てのセッションでうまく行くように願っている。数週間前、ミサノでテストを行ない、かなりいい内容だった。うまく行けば、テストしたことがウイークの始めから正しい方向に物事を進めて行くことに役立つと考えている」