村上宗隆と清宮幸太郎――同世代の大砲の現状に鉄平が見解!村上は「手が付けられない」、清宮は「もっとガツガツしていい」

2022年9月7日(水)11時0分 ココカラネクスト

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 現役時代は2009年にパ・リーグ首位打者に輝くなど巧打者として活躍し、2020、21年には東北楽天ゴールデンイーグルスで打撃コーチも務めた鉄平氏が、ヤクルトの村上宗隆と日本ハムの清宮幸太郎の2人について語った。

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 村上は、打率.341、51本塁打、125打点(9月5日現在)で打撃3部門のトップを独走するなど、2004年の松中信彦氏以来の三冠王を十分に狙える位置にいる。一方の清宮は今季、自身初の2桁本塁打となる13本塁打を放つなどブレイクの兆しを見せているが、打率は.202(9月5日現在)に低迷するなど、安定感に欠けている。

 鉄平氏は「村上選手はすでに手が付けられない存在で、現時点では清宮選手に大きく差をつけているかなと思いますけど、どちらも野球ファンからの注目度の高い選手ですから、2人で野球界を今後、盛り上げていって欲しいですね。清宮選手が負けん気を出して、村上選手についていくようになったらもっと面白くなるかなと思いますね」と2人の差を指摘しながら、ライバルとして切磋琢磨してほしいと語った。

 同世代で、お互いにプロ5年目の左打者である村上と清宮。鉄平氏は「これは誰でもそうですけど、同世代で活躍する選手はやはり気になりますし、自分もやらないといけないという気持ちになります。清宮選手も村上選手のことを意識しているでしょう。清宮選手がもっとガツガツとしたプレーをしてくると面白いなと思いますね」と述べた。

 また、鉄平氏は清宮について「今の起用のされ方を見ていると、やはり将来、日本ハムの主軸を担うことを期待されていますね。厳しいようですが、使ってもらえているうちに活躍しないといけないなと思います」とさらなる奮起に期待した。

 現時点では村上が大きく差をつけているが、清宮がその差を縮めるような活躍ができるのか。そのバットに期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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