チェルシーがトゥヘル監督の解任を発表 2021年にCL制覇も…今季は開幕から苦戦

2022年9月7日(水)18時27分 サッカーキング

トゥヘル解任 [写真]=Getty Images

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 チェルシーは7日、トーマス・トゥヘル監督の解任をクラブ公式サイトで発表した。後任は未定。

 現在49歳のトゥヘル監督は、マインツやドルトムント、パリ・サンジェルマンでも指揮。2021年1月、フランク・ランパード元監督の後任としてチェルシーの監督に就任した。途中就任となった2020−21シーズンは就任当初8位だったチームを4位フィニッシュに導くと、9シーズンぶり2度目のチャンピオンズリーグ制覇を達成した。

 2年目の昨季はUEFAスーパーカップとFIFAクラブワールドカップを制覇。シーズン途中からはロシア・ウクライナ情勢を受けたクラブのライセンス制限、ロマン・アブラモヴィッチ元オーナーの身売り問題というピッチ外の騒動に巻き込まれながらも、プレミアリーグ3位フィニッシュを果たした。

 トッド・ベーリー氏ら率いる新オーナーが就任した今夏の移籍市場では、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、スペイン代表DFマルク・ククレジャ、U−21フランス代表DFウェズレイ・フォファナ、元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンといったビッグネームを次々と獲得した。しかし、ここまでは大型補強の成果がピッチ上で反映されておらず、プレミアリーグでは6試合を終えて3勝1分2敗と苦戦。6日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でディナモ・ザグレブに敗れたことが引き金となり、今季のプレミアリーグにおける解任第2号となった。

サッカーキング

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