MotoGP:ドゥカティ 2017年第13戦サンマリノGP レースレポート

2017年9月11日(月)18時6分 AUTOSPORT web

サンマリノGPでドビジオーゾが3位表彰台獲得、ロレンソはトップ走行中の7周目にクラッシュ、ワイルドカード参戦ピロは5位フィニッシュ


 2017MotoGP第13戦のサンマリノGPは、レイン・コンディションとなったミザノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドビジオーゾは、2番グリッドからのスタート。


 終始、マルク・マルケス(ホンダ)やダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)とバトルを演じながら、3位フィニッシュ。このレースでマルケスとともにライダースポイントは同ポイントとなる199ポイントとなったドビジオーゾだが、マルケスの方が2位表彰台の回数が多いため(優勝回数は同じ)、ランキング2位となった。


 予選5番手、2列目からスタートしたチームメイトのホルヘ・ロレンソは、オープニングラップで首位に立つと、いきなり後続に4秒以上の大差をつけたが、7周目にハイサイドに転倒してリタイアとなった。


 今シーズン2度目のワイルドカード参戦のチャンスを掴んだミケーレ・ピロは、ドゥカティ・テストチームのデスモセディチGPを駆り、見事なパフォーマンスを見せた。スターティング・グリッドこそ4列目だったが、その後は順調にポジションを5位まで上げ、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とわずか3秒差でチェッカーを受けた。


 第14戦アラゴンGPは、2週間後の9月22日〜24日にモーターランド・アラゴンで開催される。


アンドレア・ドビジオーゾ(Ducati MotoGPチーム#04)3位


「今日はマシンフィールが完璧ではなかったので、3位というリザルトで満足だ。路面コンディションは非常に難しく、20周目までは何とかマルケスやペトルッチについて行けた。しかし、彼らがペースを上げると、ついて行くだけでかなりのリスクを冒さざるを得なかった」


「そこで少しペースを落として、3位の16ポイントを獲得する狙いに切り替えた。チャンピオンシップを考えると、しっかりとポイントを獲ることも大切だ。ミザノでのレースで、どのタイプのサーキットでも戦闘力を発揮できることが確認できた。最後までタイトル争いを演じられると思う」


ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム#99)リタイア


「クラッシュが残念でならない!マシンの調子は良く、僕も落ち着いてライディングしていた。それほどリスクを冒してもいなかったし、タイヤマネージメントもうまく行っていた。エンジンマップを変えようとした時に、ほんの少し集中力を欠いてしまったのかもしれない」


「リアブレーキの使い方も少し変えたので、それがハイサイドに繋がったのだと思う。後続に大きく水を開けて優勝できると思っていたのに、リタイアする羽目にはったので、本当にガッカリしている。だが、レースとはそういうものだし、この手のアクシデントも受け入れなければならない」


ミケーレ・ピロ(Ducati MotoGPテストチーム#51)5位


「昨日の予選でクラッシュしてしまい、良いグリッド・ポジションが得られなかった。今日の序盤はリスクを冒したくないと思ったので、かなりのスロースタートになってしまった。レース中盤からリズムを掴んでポジションを回復し、ビニャーレスの背後に迫ることができた」


「しかし、彼のペースで走るのがリスクだと思われたので、リスクを冒さない選択をした。昨日は2度クラッシュしているし、とにかく完走したかった。レースでは、特に序盤のペース作りがうまく行かなったので、まだ改善の余地があるが、今日は自分の走りを楽しむことができた」

ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)


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