ミランとインテルが新スタジアムのデザイン案を発表! 2022年に完成予定、キャパは6万人
2019年9月27日(金)11時24分 サッカーキング
ミランとインテルは6月24日、現在両クラブが使用している『サン・シーロ』に代わる新たなスタジアムの建設計画を発表。新スタジアムの仮名称は『ヌォーヴォ・スタディオ・ミラノ』で、収容人数は6万人を想定。総工費はおよそ6億5000万ユーロ(約764億円)、建設期間は3年を見込んでおり、建設予定地は『サン・シーロ』の西隣となっている。
当初は費用の抑えられる改修も検討されていたが、席数が5万8000席に減少することや建設に5〜6年を要することから、両クラブはより収入の見込める新スタジアムの建設を決断したようだ。
今回発表された新スタジアムのデザイン案は、楕円形『リングス・オブ・ミラノ』と長方形『カテドラル(大聖堂の意)』の2種類で、いずれも近未来的かつ開放的なデザインとなっている。『リングス・オブ・ミラノ』の外観は名称の通り交差した指輪のような楕円形となっており、両側面が赤黒(ミランのカラー)と青黒(インテルのカラー)にライトアップされる。一方の『カテドラル』は3階の外周部分が全面ガラス張りとなっており、スタジアム内(22エーカー)に植樹がなされるなど、「ヨーロッパ1のサステナブル(持続可能)なスタジアム」を謳っている。
新スタジアムについては、今後90日間以内に表明されるミラノ市議会の意見も取り入れ、最終案が発表される予定だ。