一時単独首位に立つ絶好調ぶり…レアル戦前にジローナ指揮官「アイデンティティを捨てる気ない」

2023年9月30日(土)11時41分 サッカーキング

今季絶好調のジローナ [写真]=Getty Images

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 ジローナを率いるミチェル監督が、30日に控えているラ・リーガ第8節のレアル・マドリード戦を前にした会見で意気込みを語った。29日にスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ第7節終了時点で単独首位に浮上したジローナ。データサイト『Opta』によると、バルセロナ以外のカタルーニャ州のクラブが第7節以降で単独首位に立つのは、1952−53シーズンの第22節終了時点でエスパニョールが成し遂げて以来、およそ70年ぶりの出来事だった。

 29日に行われた第8節でバルセロナがセビージャに1−0で勝利したことで、ジローナは暫定的に2位に下がっている。だが、30日のレアル・マドリード戦に勝利すれば再び首位に返り咲く必要がある。ミチェル監督は前日会見で「このような状況は誰も予想していなかった」と、首位争いを演じている現状について率直な気持ちを語った。

「マドリードはアトレティコとのダービーこそ落としたものの、そのほかの試合はすべて勝利している。彼らはフィジカル面、技術面、戦術面でとても良いチーム。素晴らしいパフォーマンスを披露しているし、データ面でいくつもの項目において1位となっているよね」

 レアル・マドリードを称賛したミチェル監督は、同時に「これまでに示してきた私たちのアイデンティティを捨てる気はない」と断言する。

「試合の本命になれるか? マドリードが本命でなかった試合など、片手で数えられるほどしかないだろう。彼らはどんな試合でも勝利を狙うし、1週間で3試合をこなすことにも慣れているからね」

「昨季、私たちは彼らを相手に勝利することができたが、選手たちのモチベーションを上げるためにあの試合を思い出す必要なんてないさ。私は最高のマドリードと最高のジローナを期待している」

サッカーキング

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