レッドブルF1のマルコ、バンドーンを酷評。一方ウォルフはメルセデスによる支援を示唆

2018年10月2日(火)14時25分 AUTOSPORT web

 レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコによると、トロロッソではいまだにひとつのシートが空いているものの、マクラーレンを離脱することになったストフェル・バンドーンがそのシートを埋めることはないという。


 マクラーレンのチーム代表であるザック・ブラウンに、2019年のシート喪失を告げられた26歳のバンドーンは、まずトロロッソとザウバーのシートに目をつけた。


 しかしながらマルコはバンドーンの起用を退けた。彼は、バンドーンの才能はF1で成功するには不十分なレベルであると考えている。マクラーレンで困難な時期を過ごす前は、下位カテゴリーで成功を収めていたバンドーンにとって手痛い評価だ。


「ストフェルを起用することはない。F1で走るには単に速さが足りないと私は考えている」とマルコはベルギーの放送局RTBFに語った。


 メルセデスのトップであるトト・ウォルフは、バンドーンに関してもっと含みを持たせた意見を述べ、そう遠くない将来にメルセデスが彼に救いの手を差し伸べる可能性があることを示唆した。


「ジュニアカテゴリーで素晴らしいドライバーだったストフェルを、ずっと気に入っていた」とトト・ウォルフは語った。


「我々はいま、なぜ彼がF1で上手くいかなかったのかを理解しようとするべきだ。ただし、近いうちに彼に関するニュースがあるかもしれないよ」


「彼の性格とスピードはメルセデスで非常に上手く活かされると考えているが、今のところは様子を見なければならない」とウォルフは付け加えた。


 おそらくウォルフは、2018/2019年シーズンのフォーミュラEに参戦する、メルセデスの公式代表チームであるドイツのHWAを通じた、メルセデスの同シリーズへの関与について言及したのだろう。


 HWAはドライバーラインアップを10月8日に発表する予定で、自社ドライバーでありメルセデスが支援しているレーサーのゲイリー・パフェットが、チームのドライバーのひとりとして指名されると予想されている。


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