小林可夢偉、BMW陣営からスーパーGT×DTM交流戦に参戦。「BMW M4 DTMで最大限の結果を出したい」

2019年10月2日(水)17時47分 AUTOSPORT web

 WEC世界耐久選手権や全日本スーパーフォーミュラ選手権を戦っている小林可夢偉が、スーパーGTとDTMドイツ・ツーリングカー選手権の交流戦『スーパーGT×DTM特別交流戦』に、BMW陣営のひとりとして出場することになった。


 2019年はWECや全日本スーパーフォーミュラ選手権を主戦場としている可夢偉。スーパーGTについては2018年シーズンのGT500クラスでDENSO KOBELCO SARD LC500をドライブし、第4戦タイで勝利を飾っている。


 そんな可夢偉が、スーパーGTとDTMの交流戦“ドリームマッチ”に出場することになった。しかし、ドライブするのは日本メーカーのクルマではなく、DTMを戦うBMW M4 DTMだ。


 BMWモータースポーツのイエンス・マルカルト代表は「アレッサンドロ・ザナルディに続き、2番目に発表となったドリームレースに参戦するドライバーも非常に素晴らしく優秀だ。小林可夢偉は初めてBMWモータースポーツのワークスチームに加わり、共にレースに参戦することになる」と述べている。


「ホームレースとなる日本では、日本国民や数多くのファンの方々の注目を浴び、まさに『夢のレース』として、みなさまを魅了するに違いない」


「可夢偉はF1、ル・マン、ABB FIAフォーミュラE選手権といったさまざまなカテゴリーにおいて、その高い能力を実証している。彼はBMW M4 DTMも即座に操るに違いない」


 BMWモータースポーツの一員として富士スピードウェイに立つことになる可夢偉は、自身のSNSアカウントを通じて、「まずはじめに日本で初めて開催されるスーパーGTとDTMの交流戦に、BMW M4 DTMで参戦するオファーくれたBMWモータースポーツに感謝いたします。またこのBMWモータースポーツからのオファーを受けることを快諾してくれたトヨタ自動車にも感謝いたします」とコメントしている。


「BMW M4 DTMを実際にドライブするのはこのレースが初めてになりますが、先日BMWファクトリーを訪問して、シミュレーターですが何時間かテストを行うなどできる限りの準備はしています」


「レースではBMW M4 DTMで最大限の結果を出したいと思っています。今回の交流戦はとても面白いイベントになると思いますので、ぜひみなさま応援よろしくお願いいたします


 BMWモータースポーツとしては先日、ザナルディを交流戦で起用することを発表しており、今回の可夢偉はふたり目のドライバー発表となった。


 チームは3台目のM4 DTMのステアリングを握るドライバーについても近日中に発表するとしている。


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