西武・森 オリックス入りが「秒読み」とされる「舞台裏」

2022年10月18日(火)12時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 日本野球機構(NPB)は、17日、フリーエージェント(FA)有資格者として109選手を公示した。資格を取得した選手は、日本シリーズが終了した日の翌日から土、日、祭日を除く7日以内に在籍球団に意思を伝え、「FA宣言選手」として公示された翌日から各球団との交渉が可能となる。

 今オフは例年になく豊作といわれるFA市場でその中でも「目玉」といわれているのは西武・森友哉捕手(27)だ。

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 19年には首位打者とリーグMVPに輝くなど、球界屈指の強肩強打の捕手として知られる。年齢も若く、伸びしろもあることから、各球団、動向を見守っている。

 ソフトバンクと戦ったCS敗退時には「このあと少し時間をおいて考えたいです」と明言を避けている森だが、宣言すれば、複数球団が名乗りを挙げると見られる中で、一歩リードしているといわれる球団がある。

 「オリックスです。地元として縁が深いことに加え、オリックス・ジュニアで活躍した時期もあるなど、愛着のある球団として知られる。捕手としてさらなる成長もしたいと考える森にとっては、球界のエース、山本由伸を筆頭に毎年、投手陣に新しい戦力が出てくることも魅力的に映るのではないでしょうか」(放送関係者)

 オリックスはソフトバンクとのCSファイナルシリーズでも活躍が光った宇田川、山崎颯、阿部などイキのいい中継ぎ陣もいる。自身も現役時代は名捕手として知られた中嶋監督の手腕を評価する声は多い。

 また、オリックス入りが有力視される背景には森の性格も影響している。

 「基本的に野球以外のことで目立ちたくない性格。その点からいけば、プライベートなども詮索される注目球団への移籍は考えにくい。またパ・リーグならばDHも使える。たとえ捕手として出場できない試合があっても、打者として出場できるとあって、メリットに働くのではないか」(同)

 いずれにせよ、今オフFAの1番の「目玉」とされる森の去就をめぐっては今後も多方向で注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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