ヤシン・トロフィー受賞のクルトワ、バロンドール賞に物申す「リーグとCLを制したGKが…」

2022年10月18日(火)18時1分 サッカーキング

バロンドール賞に物申したGKクルトワ [写真]=Getty Images

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 2022年のヤシン・トロフィーを受賞したレアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワが、バロンドール賞についての自身の見解を示した。18日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は17日、GKクルトワが、年間最優秀GKを表彰する『ヤシン・トロフィー』を受賞したことを発表した。昨シーズンのクルトワは公式戦52試合に出場すると、ラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)2冠に大きく貢献。なかでもCL決勝トーナメントでは、“最後の砦”として好セーブを連発し、レアル・マドリードに奇跡を呼び込む活躍を見せていた。

 そんな中、クルトワはバロンドール賞に物申したいことがあるようだ。今年度は、同僚FWカリム・ベンゼマが同賞を初受賞し、2位にサディオ・マネが、3位にはケヴィン・デ・ブライネが名を連ねた。そして、チームを2冠に導いたクルトワは7位にランクインしたのだが、同選手自身は「受賞させろ、とは言わなけど、リーグとチャンピオンズリーグを制したGKが表彰台にも上がれないとはね」と吐露。また「カリム・ベンゼマが受賞したことをとても嬉しく思う。ただ、ゴールを守ることよりも、ゴールを決めることの方が重要なようだ。勝ち目のない戦いだね。ロジックを見て、彼らの投票方法を知り、自分が勝つ可能性はないと思ったよ」と納得がいかないようだ。

 さらに、クルトワは「将来的にバロンドールを受賞するGK? 僕は不可能なことに思えるよ。GKがこの賞を取ることはあり得ない」と強調。続けて「GKとして、去年以上のパフォーマンスができるのかはわからない」と昨季のパフォーマンスに手応えを感じていただけに、不満をあらわにしている。

 なお、1956年にバロンドール賞が創設されて以降、これまでにGKの選手が受賞したのはレフ・ヤシン(1963年)のみ。直近では、2014年にマヌエル・ノイアーが3位にランクインしている。

サッカーキング

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