レアル、新体制のセビージャと痛恨ドローで連勝ストップ…次節バルサとの“クラシコ”へ

2023年10月22日(日)3時38分 サッカーキング

セビージャとレアル・マドリードの一戦はドローで終了 [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第10節が21日に行われ、セビージャとレアル・マドリードが対戦した。

 ラ・リーガの覇権奪還を目指すレアル・マドリードはここまで8勝1敗で首位を走っており、現在はチャンピオンズリーグ(CL)を含めて公式戦4連勝中と絶好調。とりわけ今夏に加入したジュード・ベリンガムは既に公式戦2桁ゴールを達成するなど、チームの中心的存在として存在感を放っている。今節の相手はここまで2勝2分4敗と今ひとつ調子の上がらないセビージャ。今節はディエゴ・アロンソ新監督の初陣となる。

開始直後の3分、レアル・マドリードは相手DFラインの背後に抜け出したベリンガムがボックス内へスルーパスを送り、抜け出したヴィニシウス・ジュニオールが至近距離からシュート。これはDFのブロックに遭うも、このプレーで得たCKの流れからフェデリコ・バルベルデが混戦からネットを揺らす。しかし、オフサイドの判定で得点は認められなかった。

 23分にはセビージャに決定機。右サイドを持ち上がったルーカス・オカンポスがボックス内右へ送り、イヴァン・ラキティッチが深い切り返しから左足で狙うも、枠を捉えたシュートはダニエル・カルバハルがライン上でブロック。その直後にはオカンポスが強烈なシュートを放ったが、GKケパ・アリサバラがの好セーブに阻まれる。さらに25分にはオカンポスのフリックからヘスス・ナバスがボックス内へ侵入。しかし右足のシュートは枠の左へ外れた。

 ボール保持率でやや上回るレアル・マドリードは34分にトニ・クロースのFKからチャンスを作ると、39分にはアントニオ・リュディガーのロングボールに抜け出したヴィニシウスがダイレクトボレー。しかしシュートは距離を詰めたGKエルヤン・ニーランにセーブされた。

 スコアレスで迎えた後半、レアル・マドリードは51分にサイド攻撃を起点にクロースが際どいシュートを放つも枠の外へ。56分にはバルベルデが右から柔らかいクロスを送り、走り込んだロドリゴがワントラップから右足を振り抜いたが、シュートはGKニーランにセーブされた。その後は中盤での激しい攻防が目立つ展開に。互いに選手を入れ替えながらチャンスの創出を試みる。

 試合の均衡が破れたのは74分、左サイドからマルコス・アクーニャが鋭いクロスを送ると、ボールはユセフ・エン・ネシリと競り合ったダヴィド・アラバに当たってゴールマウスへ。ホームチームがオウンゴールで先手を取った。しかし、レアル・マドリードもすぐさま反撃。77分にクロースの右からのFKにニアサイドでカルバハルが頭で合わせ試合を振り出しに戻した。

 その後はセビージャが古巣対戦のセルヒオ・ラモスのヘッドで決定機を作るも、GKケパがスーパーセーブ。レアル・マドリードは最終盤にFKのチャンスを得るが、クロースのシュートはGKニーランにキャッチされた。試合はこのまま1−1で終了し、セビージャは新体制の初陣で勝ち点「1」を獲得。レアル・マドリードは公式戦の連勝が「4」でストップした。

 次節は28日に行われ、セビージャはアウェイでカディスと対戦し、レアル・マドリードはアウェイでバルセロナとの“エル・クラシコ”を控えている。

【スコア】
セビージャ 1−1 レアル・マドリード

【得点者】
1−0 74分 ダヴィド・アラバ(オウンゴール/セビージャ)
1−1 78分 ダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)

サッカーキング

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