MotoGPスチュワード、Moto3クラスのスロー走行におけるペナルティを強化

2020年10月25日(日)15時18分 AUTOSPORT web

 10月24日、FIM MotoGPスチュワードパネルは、ロードレース世界選手権Moto3クラスにおけるスロー走行のペナルティについての修正を行い罰則を強化した。


 250ccの低排気量かつ低重量のマシンを使用するMoto3クラスは、多くのライダーがスロー走行をしてほかのライダーの後ろにつき、スリップストリームを使用するタイミングを図っていることが目立ったため予選方式を変更。2019年シーズンからMotoGPクラス同様、公式予選1回目(Q1)、公式予選2回目(Q2)に分けて行われている。


 それでもフリー走行や予選でスロー走行により3グリッドや12グリッド降格のペナルティを受けるライダーが見られた。また、今季も依然としてスロー走行が確認されており、セッションのはじめの10分間や15分間、セッション最後の25分間の走行を停止するペナルティなどが科されている。

2020年シーズンのMoto3クラス


 これまで28人が違反を犯しており、そのうち多くのライダーは複数回の違反が確認されているが、一部のライダーやチームは指導にも従わないという。


 これにより2020年MotoGP第12戦テルエルGPからスロー走行の違反に対する罰則が強化されることになった。


 適用される新しい罰則はロングラップ、ダブルロングラップ、ピットレーンスタート+ロングラップ、ピットレーンライドスルー、イベントの参加資格を失うペナルティの5つだ。この5つのペナルティは決勝レースや、失格の場合はグランプリの残りの期間に適用され、過去の違反行為を考慮して決定される。

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