これぞ“MVP打線”の脅威…フリーマンの逆転サヨナラ満塁弾に米衝撃「もう史上最高のワールドシリーズ」「映画みたい」
2024年10月26日(土)13時25分 ココカラネクスト

確信のサヨナラ弾を放ったフリーマン。(C)Getty Images
打った瞬間に誰もが確信した会心の一打だった。
現地時間10月25日、本拠地でヤンキースとのワールドシリーズ第1戦に臨んだドジャースは、延長10回にフレディ・フリーマンの逆転満塁弾でサヨナラ勝ちを収めた。文字通りのシーソーゲームを制した。
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1点を勝ち越されて迎えた10回にドラマは待っていた。
1死になってから8番のギャビン・ラックスが四球で出塁すると、続くトミー・エドマンが二塁への内野安打で出塁。下位打線で得点機を演出すると、1番の大谷翔平が左翼への犠牲フライで2死二、三塁とする。
ここでヤンキースベンチは勝負に出る。2番のムーキー・ベッツを申告敬遠で歩かせ、満塁策を講じたのだ。左打者のフリーマンに左腕のネストル・コルテスをぶつけた形だ。
しかし、結果として策は裏目に出た。コルテスが投じた初球、内角低めへの92.5マイル(約148.8キロ)の4シームをフリーマンが強振。打球は瞬く間に右翼スタンドの後方へと突き刺さったのだ。
このポストシーズンに右足首の怪我を抱えながら出場しているフリーマン。そんなベテランの渾身の一打に球場は熱狂。SNSでもXで「フリーマン」をはじめとする関連ワードがトレンド入りするなど小さくない反響を呼んだ。
とりわけ狂喜乱舞といった様子なのはドジャース・ファンだ。球団の公式Xには「フリーマンきたぁぁーー」や「この男を待っていた」「これぞMVP打線だ」「映画みたいだ」「もう史上最高のワールドシリーズになる」「現実じゃないみたい」といったコメントが相次いだ。
接戦を一発でひっくり返せる。この破壊力こそMVP受賞者を上位に揃えるドジャース打線の強み。その恐ろしさをヤンキースにまざまざと見せつけた第1戦となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]