Wシリーズを2度制したチャドウィック、目標とするF1に「一歩近づいた」と確信。ウイリアムズの支援にも感謝

2021年10月29日(金)15時0分 AUTOSPORT web

 ジェイミー・チャドウィックは、ほぼ確実にFIA-F3、FIA-F2へと参戦していく必要があるだろう。しかし彼女は、オースティンのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で行われたWシリーズ最終戦で2度目のタイトルを獲得し、F1へ“一歩近づいた”と述べている。


 チャンピオンシップを制覇したことで、チャドウィックにはF1スーパーライセンス取得のためのスーパーライセンスポイントを得る資格がある。なおチャドウィックは現在、ウイリアムズF1で開発ドライバーを務めている。


「彼らは私がやろうとしたすべてのこと、またF1の週末準備のために私が行った多くの作業について、素晴らしいサポートをしてくれています。彼らは私を支援し助けてくれました」とチャドウィックは『BBC』に語った。


「彼らとそのような関係でいられることは本当に幸運です。また、私は開発ドライバーとしてシミュレーターで多くの作業を行っており、レースウィーク中も彼らをサポートします」


「こうした状況は素晴らしいものです。私は幸運に恵まれていますし、このチームの一員でいられてとてもうれしく思います。この役割をさらに追求することを楽しみにしています」

ウイリアムズ・レーシングがチャドウィックのタイトル獲得を祝福




 23歳のチャドウィックは今年、全8戦で争われたWシリーズにおいて4戦で優勝を飾った。


「F1は今も最大の目標です」とチャドウィックは『BBC』に語った。「F1に到達する前にまだ多くのことを達成する必要がありますが、今週末を終えて間違いなく一歩近づけたと感じています」


 なお、チャドウィックはWシリーズで3年目を迎えることは考えていないという。


「私はこのシリーズでできることは達成したと感じていますし、この基盤をさらに大きく、異なるところへ進むために使いたいと思っています」


「まだ発表することや決まっていることは何もありませんが、いくつかの計画が持ち上がるでしょう。このシリーズをあるべき形のプラットフォームとして使うことができることを願っています」


「パフォーマンスを発揮して必要な仕事をすることは私次第ですが、今チャンスがそこにあるように感じています」

2021年Wシリーズ第7戦オースティン 2度目のタイトルを獲得したジェイミー・チャドウィック(ヴェローチェ・レーシング)
2021年Wシリーズ第4戦ハンガロリンク ジェイミー・チャドウィック(ヴェローチェ・レーシング)

AUTOSPORT web

「ウイリアムズ」をもっと詳しく

「ウイリアムズ」のニュース

「ウイリアムズ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ