ヤマハ中須賀がレース1、2ともにポールポジション獲得/全日本ロード第9戦鈴鹿予選

2017年11月4日(土)16時53分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース第9戦(最終戦)鈴鹿は三重県の鈴鹿サーキットで、ノックアウト予選を行ない、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。


 津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)がランキングリーダー、6点差で高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)、津田から11点差で渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN )と3人が僅差で突入した最終戦。


 最終戦は2レースが行なわれることから、藤田拓哉(YAMALUBE RACING TEAM)、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、濱原颯道(ヨシムラスズキMOTUL)の6人がタイトルの可能性を残している。


 そんな中で木曜日の特別スポーツ走行、金曜日の合同走行と二日間ともにトップタイムをマークしたのは高橋巧。二日ともに2番手にはオートポリス、岡山と2連勝を飾った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がつける。


 全車出走で30分間の走行時間が設けられた予選Q1では、セッション開始早々に中須賀が2分5秒354と自身が持つレコードタイム2分5秒192に近づける。


 続いて野左根も2分5秒台をマーク。その直後に日浦大治朗(Honda 鈴鹿レーシングチーム)の転倒で赤旗中断となる。


 ほどなくセッションは再開。しかしヤマハファクトリー2台以外に2分5秒台を出すものはなく、そのまま中須賀がQ1トップ、野左根2番手でヤマハファクトリーがワン・ツーで終了し、中須賀がレース2のポールポジションを獲得した。


 2分6秒台前半で3番手渡辺、4番手藤田と続き、2分6秒台後半のタイムで山口辰也(TOHO Racing)、高橋巧、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)、加賀山就臣(Team KAGAYAMA)、津田の順で続き、2分7秒2で清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)が10番手につけ、Q2進出を決めた。


 15分間、10台でのQ2。真っ先に2分5秒台をマークしたのは中須賀。中須賀はさらにアタックを続け、最終コーナーでマシンを暴れさせながらもさらにタイムを詰めて2分5秒548をマークする。


 ほかに2分5秒台を出すものはなく、そのまま中須賀がレース1のポールポジションも獲得。Q2では2分5秒台を出せなかったものの2分6秒068を出した野左根が2番手につけ、2レースともに2番手グリッドを獲得。渡辺が2レースともに3番手フロントロウ獲得となった。


 ランキングトップの津田は8番手、高橋巧は4番手からレース1に挑む。


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