MotoGP:ヤマハが未承認の技術的変更によりペナルティ。コンストラクターズとチームポイントがはく奪

2020年11月6日(金)15時55分 AUTOSPORT web

 11月5日、FIM MotoGPスチュワードは、ヤマハがMSMA(モーターサイクルスポーツ製造者協会)の全会一致の承認を得ずに技術的な変更を行ったことを確認し、コンストラクターズの50ポイントをはく奪することを発表した。なお、ライダーズポイントに変更はない。


 今回のペナルティは技術的な変更に必要な手順を踏まずに獲得したポイントの2倍になるという。これによりヤマハはコンストラクターズランキングで208ポイントから158ポイントとなり総合3位に降格。


 チームポイントに関しては、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPとペトロナス・ヤマハSRTに対して、それぞれ20ポイントと37ポイントをはく奪。モンスターエナジー・ヤマハMotoGPは176ポイントから156ポイント、総合4位から5位に降格。ペトロナス・ヤマハSRTは、235ポイントから198ポイントとなったが、総合2位を維持している。


※ヤマハのペナルティ後のランキングは以下のとおり。


■コンストラクターズランキング(MotoGP第12戦テルエルGP終了時点)







































Pos.ConstructorPoint
1ドゥカティ171
2スズキ163
3ヤマハ158
4KTM143
5ホンダ117
6アプリリア36


■チームランキング(MotoGP第12戦テルエルGP終了時点)
































































Pos.TeamPoint
1チーム・スズキ・エクスター242
2ペトロナス・ヤマハSRT198
3ドゥカティ・チーム180
4レッドブルKTMファクトリー・レーシング157
5モンスターエナジー・ヤマハMotoGP156
6プラマック・レーシング128
7LCRホンダ118
8レッドブルKTMテック3106
9レプソル・ホンダ・チーム79
10エスポンソラーマ・レーシング74
11アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ39

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