コンテ氏がチェルシーを提訴へ…計30億円の支払いを要求と英メディア

2018年11月8日(木)11時16分 サッカーキング

昨シーズンまでチェルシーを率いたコンテ氏 [写真]=Getty Images

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 昨シーズンまでチェルシーを率いていたアントニオ・コンテ氏が、同クラブを相手に訴訟を起こすようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が7日付で報じている。

 同メディアによると、3年契約の途中で解任されたコンテ氏が、残りの契約期間分の給与を支払うよう求めており、提訴に踏み切るという。チェルシーは裁判外での解決を模索していたが、コンテ氏側が直接の交渉を拒んだ模様だ。すでに同氏の弁護士が動いており、労働裁判所およびスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対してこの件について報告したとのことである。

 コンテ氏はチェルシーに対して残りの給与分に相当する1130万ポンド(約16億8000万円)と損害賠償870万ポンド(約13億円)を合わせた計2000万ポンド(約30億円)の支払いを要求していると、同メディアは伝えた。一方、チェルシーはコンテ氏が在籍していた際の“ふるまい”を理由に同氏の要求を拒否しているのだという。コンテ氏がスペイン代表FWジエゴ・コスタ(現アトレティコ・マドリード)に対して一方的に戦力外通告を行ったことや、スポンサーとのイベントを無断欠席したこと、記者会見に遅れてきたこと、さらに練習場の適切な場所に駐車しなかったことなどについて、チェルシーは問題視しているようだ。

 2シーズン前はプレミアリーグ制覇という成功を収めた両者だが、解任を巡って最後は法廷闘争にまでもつれることとなってしまった。 

サッカーキング

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