目指すは全日本少年サッカー大会!? フットゴルフの小学生日本一を決める大会が開催

2020年11月16日(月)20時27分 サッカーキング

 フットゴルフでは初となる小学生日本一を決める「フットゴルフキッズトーナメント supported by ジーク」が、14日に栃木県の那須国際カントリークラブで開催された。

 天候にも恵まれたこの日は、小学校4年生から6年生まで合計26名が参加。秋晴れのもと個人戦と2人一組のチーム戦が行われ、コースには終日、子どもたちの元気な声が響き渡った。18名がプレーした個人戦では、冨沢大和君が6アンダー60で回り優勝。13位だった野口悠斗君が7番パー3でホールインワンを達成するなど、子どもたちは随所に大人顔負けのプレーを見せていた。

 今回参加した子どもたちは、フットゴルフ経験者だけではなく初体験の子どもまで様々。口々に「楽しい!」という声が聞こえたが、大会終了後も無料開放の時間ギリギリまで多くの子どもたちがプレーしており、その言葉が真実であることをうかがわせてくれた。

 舞台となった那須国際カントリークラブは、フットゴルフの常設コースを運営するなど新スポーツに熱心に取り組んでいるが、この日は、那須町の平山幸宏町長も来場。未来のフットゴルファーのプレーを見守りながら、フットゴルフの可能性を感じていた。

 また、大会のメインスポンサーを務めた株式会社ジークの宮下真社長も、このスポーツに明るい未来を描いている一人だ。宮下氏は「フットゴルフは、性別年齢問わず誰でも一緒に楽しめる素晴らしいスポーツなので、それを子どもたちにも知ってもらいたかった。ゴルフ場で子どもたちの楽しい声が響き渡ることは、これまでにない素晴らしい光景。今後も大会を継続して、いつか全日本少年サッカー大会に匹敵するものにしていきたいです」。

 フットゴルフは、第4回ワールドカップが来年9月末から栃木県のセブンハンドレッドクラブで開催予定で、ますます注目度がアップ。一般社団法人日本フットゴルフ協会によれば、公認コースでの来場数も着実にアップしているという。そしてその勢いは、那須町やジーク社のようなフットゴルフの可能性を感じている大人たちの手により、いよいよ小学生にまで波及し始めているようだ。

サッカーキング

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