「一矢報いることができるか」オリックスのプロテクト漏れはまさかのレジェンド選手?球界OBが森FA移籍に絡んだ人的補償リストを大胆予想

2022年11月25日(金)17時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 西武から国内フリーエージェント(FA)権行使により、オリックス移籍合意が発表された森友哉。9年間過ごした西武から心機一転、新たな球団での活躍が期待される。

 それとともに、今回のFA移籍による人的補償により、どの選手がオリックスから西武へ移ることとなるのか、こちらも大きな注目が集まっている。

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 過去、他球団でも選手のプロテクトをめぐって、さまざまな話題や騒動も引き起こしてきており、MLB移籍を目指しているオリックスの吉田正尚の去就も絡むなど、ファンの関心は高まる一方だ。

 また球界関係者の中からも、今後決定する、人的補償について大物OBが言及している。大洋(現DeNA)や日本ハムで現役生活を送った高木豊氏が、YouTubeチャンネル『TAKAGI YUTAKA BASEBALL CHANNEL』において大胆な予想を行なった。11月24日配信の「【人的補償で獲得する選手は?】オリックスが西武森友哉をFAで獲得!メジャー挑戦の吉田正尚をプロテクトするのかが鍵になる︎西武は誰を人的補償で選ぶのか?」の中で、高木氏はプロテクト外となる選手に意外な名前を挙げた。

 動画では、NPB規約に「FA権行使の選手と新球団が契約締結し、コミッショナー公示後、2週間以内にプロテクトリスト提出」と定められていることが紹介されており、MLB移籍を目指している吉田正尚を「オリックスにとっては(プロテクトするべきか)難しい」と語りながら、プロテクトと予想する全28名をリストアップした。

 レギュラークラスや若手選手の名前が並ぶ中、高木氏は、日米でクローザーとして実績を残し日本代表経験もある平野佳寿をプロテクト外に。「平野(佳寿)はベテランだし、西武は獲らないんじゃないかなと思って(プロテクトから)外した。それ以外で若手を獲られないように」とその理由を語っている。

 他に、西武側の視点として平野を獲得することで「精神的支柱としても獲ったらデカいよね」と主張。さらに「チームのバランスを考えても(オリックスに対して)一矢報いたって感じになると思う」と述べている。

 かつて、最多セーブや最優秀中継ぎタイトルにも輝き、メジャーの舞台でもプレーしたベテラン投手に対し、大胆にもプロテクト外を予想する高木氏だが「現実的には投手であれば、若さから言ってもK-鈴木かな」と結論付けている。

 高木氏は他にも、投手では2020年のドラフト1位の山下舜平大もプロテクトから外しており、野手であれば「山足(達也)か大城(滉二)かな」とも予想。加えて「人的補償はベテランが外れて持っていかれるケースが多い。経験を活かしてほしいと考えて」と過去のケースも振り返った。

 その言葉の通り、これまでも人的補償でプロテクト外となったベテランでは、2018年オフに巨人から西武へ移籍した内海哲也、同じく広島へ移った長野久義の移籍も記憶に新しい。また、2007年には、西武やダイエー、巨人でキャリアを築いた工藤公康も、人的補償による移籍を経験している。

 果たして、今回の森友哉獲得によって、オリックスの人的補償でのプロテクト漏れとなる選手は誰になるのか。日本一となった球団の判断には、多くの視線が集まることは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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