千葉、トップチーム選手2名が新型コロナ陽性…東京V戦の開催は決まり次第発表
2020年12月1日(火)17時20分 サッカーキング
発表によると、千葉は11月30日の午後、トップチーム選手1名に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを確認。これに伴い、1日にトップチームの選手およびスタッフを対象にPCR検査を実施したところ、新たに別の選手1名に対し陽性反応が出たことが確認された。
30日に陽性が確認された選手は、同日の夕方に40.0度の発熱症状を呈したという。1日の朝は37.5度まで下がったものの、自宅での自主的な隔離措置をとっている。一方、1日に陽性が確認された選手は、同日の朝までに発熱の症状は見られていないようだ。
現時点では、その他のトップチーム関係者、クラブスタッフで新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を呈している者はいない。千葉は今後の対応について、「トレーニング施設であるユナイテッドパークの消毒作業は終了し、今後保健所の指導のもと濃厚接触者の特定を行います」と発表している。また、2日に開催を予定している明治安田生命J2リーグ第38節・東京ヴェルディ戦の開催判断については、Jリーグ規約等に則り、決まり次第、発表がなされる。
千葉の代表取締役社長を務める森本航氏は、公式HPを通じて次のようにコメントしている。
「このたび当クラブの選手2名から新型コロナウイルスのPCR検査の陽性反応が検出されました。
現在は保健所の指導により今回の陽性反応の選手の行動記録を確認して濃厚接触者の特定を行なっております。その結果により今後の試合に関してはその結果を鑑みてJリーグと相談してまいります」
「試合を楽しみにしていただいているファン、サポーターの皆様、また試合の準備を進めていただいている東京ヴェルディの皆様へ心配をおかけしましたこと申し訳ございません」
「日頃よりJリーグのプロトコルに従い感染拡大防止に努めて参りましたが新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続きます。しかし私たちは決して諦めず今後もさらに徹底してあらゆる対策に取り組み全てのファン、サポーター、地域の皆様、選手、スタッフが安心できるような環境の整備を進めてまいります。また新型コロナウイルスに感染した選手についても一日でも早く回復して元気な姿で復帰できるようサポートしてまいります。引き続き皆様からの温かい応援をお願いいたします」