ライスが後半ATに勝ち越しヘッド! アーセナルがルートンとの撃ち合い制す…リーグ戦4連勝
2023年12月6日(水)7時18分 サッカーキング
プレミアリーグ第15節が5日に行われ、ルートン・タウンとアーセナルが対戦した。
20年ぶりの優勝を目指す今シーズンはここまで14試合を消化し、10勝3分1敗の成績で首位に君臨しているアーセナル。直近ではリーグ戦3連勝、チャンピオンズリーグ(CL)を含めると公式戦5連勝中と好調を維持している。今節は17位の昇格組ルートン・タウンの本拠地に乗り込んでの一戦だ。アーセナルはデクラン・ライスやマルティン・ウーデゴーア、ブカヨ・サカらがスタメン出場。日本代表DF冨安健洋はメンバー外となっている。
序盤は後方からのビルドアップを試みるアーセナルに対し、ルートン・タウンも積極的なプレスを敢行。アウェイチームはボール保持率で上回るものの、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。しかし20分、敵陣右サイド深くでスローインを獲得すると、ガブリエウ・ジェズスが素早くリスタート。ボックス内に侵入したサカがマイナスに折り返し、ガブリエウ・マルティネッリがゴール左下隅に流し込んだ。アーセナルが一瞬の隙を突き先制に成功する。
ルートン・タウンもすぐさま反撃。25分、アルフィ・ダウティーの左CKにゲイブリエル・オショが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。追い付かれたアーセナルは27分、ウーデゴーアのパスに抜け出したジェズスが角度のないところから右足を強振。31分にはボックス内でジェズスのパスを受けたマルティネッリが左足で狙ったが、どちらもGKトーマス・カミンスキの好セーブに阻まれた。
39分、ライスのロングフィードを受けたサカが独力で仕掛け左足を振り抜くも、枠を捉えたシュートはまたもGKカミンスキがセーブ。44分にはサカとの高連携でボックス内右に抜け出したベン・ホワイトが柔らかいクロスを送り、走り込んだジェズスが頭で押し込みネットを揺らした。前半はこのまま1−2で折り返す。
後半に入り49分、右CKを獲得したルートン・タウンはダウティーが左足インスイングのボールを上げる。イライジャ・アデバヨがGKダビド・ラヤの伸ばした両手の上からヘディングシュートを叩き込み、再び同点に追い付く。58分にはボックス手前でボールをキープしたアンドロス・タウンゼントが左へ展開し、これを受けたロス・バークリーがドリブルから左足を一閃。鋭いシュートがGKラヤの脇を抜けてネットを揺らし、逆転に成功した。
しかし直後の60分、サカがボックス内へアバウトな浮き玉パスを送ると、ジェズスが相手DFと競り合いながらもゴール前へ繋ぐ。後方から走り込んだカイ・ハフェルツが冷静に流し込み、すぐさま3−3の同点に追い付く。アーセナルは64分にレアンドロ・トロサールとオレクサンドル・ジンチェンコを投入。勝ち越しに向けて攻勢を強めていく。
その後のアーセナルはサカの突破やトロサールを起点にチャンスを作っていく。86分には複数人が絡んだ見事な連携で左サイドを崩し、ジンチェンコのクロスにハフェルツが頭で合わせるも、GKカミンスキが片手でセーブ。このまま試合終了かと思われた90+7分、ウーデゴーアの斜めのクロスにライスが頭で合わせ、アーセナルが勝ち越しに成功した。
試合は3−4で終了し、アーセナルがリーグ戦4連勝を飾った。次節、ルートン・タウンは10日にアウェイでマンチェスター・シティと、アーセナルは9日にホームでアストン・ヴィラと対戦する。
【スコア】
ルートン・タウン 3−4 アーセナル
【得点者】
0−1 20分 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
1−1 25分 ゲイブリエル・オショ(ルートン・タウン)
1−2 45分 ガブリエウ・ジェズス(アーセナル)
2−2 49分 イライジャ・アデバヨ(ルートン・タウン)
3−2 58分 ロス・バークリー(ルートン・タウン)
3−3 60分 カイ・ハフェルツ(アーセナル)
3−4 90+7分 デクラン・ライス(アーセナル)
【動画】劇的展開! デクラン・ライスが終了間際に勝ち越しヘッド
20年ぶりの優勝を目指す今シーズンはここまで14試合を消化し、10勝3分1敗の成績で首位に君臨しているアーセナル。直近ではリーグ戦3連勝、チャンピオンズリーグ(CL)を含めると公式戦5連勝中と好調を維持している。今節は17位の昇格組ルートン・タウンの本拠地に乗り込んでの一戦だ。アーセナルはデクラン・ライスやマルティン・ウーデゴーア、ブカヨ・サカらがスタメン出場。日本代表DF冨安健洋はメンバー外となっている。
序盤は後方からのビルドアップを試みるアーセナルに対し、ルートン・タウンも積極的なプレスを敢行。アウェイチームはボール保持率で上回るものの、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。しかし20分、敵陣右サイド深くでスローインを獲得すると、ガブリエウ・ジェズスが素早くリスタート。ボックス内に侵入したサカがマイナスに折り返し、ガブリエウ・マルティネッリがゴール左下隅に流し込んだ。アーセナルが一瞬の隙を突き先制に成功する。
ルートン・タウンもすぐさま反撃。25分、アルフィ・ダウティーの左CKにゲイブリエル・オショが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。追い付かれたアーセナルは27分、ウーデゴーアのパスに抜け出したジェズスが角度のないところから右足を強振。31分にはボックス内でジェズスのパスを受けたマルティネッリが左足で狙ったが、どちらもGKトーマス・カミンスキの好セーブに阻まれた。
39分、ライスのロングフィードを受けたサカが独力で仕掛け左足を振り抜くも、枠を捉えたシュートはまたもGKカミンスキがセーブ。44分にはサカとの高連携でボックス内右に抜け出したベン・ホワイトが柔らかいクロスを送り、走り込んだジェズスが頭で押し込みネットを揺らした。前半はこのまま1−2で折り返す。
後半に入り49分、右CKを獲得したルートン・タウンはダウティーが左足インスイングのボールを上げる。イライジャ・アデバヨがGKダビド・ラヤの伸ばした両手の上からヘディングシュートを叩き込み、再び同点に追い付く。58分にはボックス手前でボールをキープしたアンドロス・タウンゼントが左へ展開し、これを受けたロス・バークリーがドリブルから左足を一閃。鋭いシュートがGKラヤの脇を抜けてネットを揺らし、逆転に成功した。
しかし直後の60分、サカがボックス内へアバウトな浮き玉パスを送ると、ジェズスが相手DFと競り合いながらもゴール前へ繋ぐ。後方から走り込んだカイ・ハフェルツが冷静に流し込み、すぐさま3−3の同点に追い付く。アーセナルは64分にレアンドロ・トロサールとオレクサンドル・ジンチェンコを投入。勝ち越しに向けて攻勢を強めていく。
その後のアーセナルはサカの突破やトロサールを起点にチャンスを作っていく。86分には複数人が絡んだ見事な連携で左サイドを崩し、ジンチェンコのクロスにハフェルツが頭で合わせるも、GKカミンスキが片手でセーブ。このまま試合終了かと思われた90+7分、ウーデゴーアの斜めのクロスにライスが頭で合わせ、アーセナルが勝ち越しに成功した。
試合は3−4で終了し、アーセナルがリーグ戦4連勝を飾った。次節、ルートン・タウンは10日にアウェイでマンチェスター・シティと、アーセナルは9日にホームでアストン・ヴィラと対戦する。
【スコア】
ルートン・タウン 3−4 アーセナル
【得点者】
0−1 20分 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
1−1 25分 ゲイブリエル・オショ(ルートン・タウン)
1−2 45分 ガブリエウ・ジェズス(アーセナル)
2−2 49分 イライジャ・アデバヨ(ルートン・タウン)
3−2 58分 ロス・バークリー(ルートン・タウン)
3−3 60分 カイ・ハフェルツ(アーセナル)
3−4 90+7分 デクラン・ライス(アーセナル)
【動画】劇的展開! デクラン・ライスが終了間際に勝ち越しヘッド