B1リーグ・シーホース三河、仙台とのアウェー2戦を制し5連勝を飾る!

2024年12月9日(月)12時8分 ココカラネクスト

 シーホース三河は12月7日(土)、12月8日(日)、敵地のカメイアリーナ仙台で仙台89ERSとの対決を行った。

Game1。1Qから34得点を挙げる大爆発を見せ仙台を圧倒。一時は1桁差に押し戻されるが逆転を許さず、レイマンを中心に再び仙台を突き放し連勝を「4」に伸ばした。

迎えたGame2。序盤は拮抗した展開が続くが、B1個人通算1,000得点を達成したオーガストが18得点12リバウンドの活躍でチームを牽引。セカンドユニットの躍動もありアウェー2戦を制し、チーム連勝を今季最多となる「5」まで伸ばした。

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—試合結果—
2024年12月7日(土)
仙台 ● 78 – 94 〇 三河
(三河通算成績 12勝5敗)

1Q 仙台 16–34 三河

アーリーオフェンスから得点を量産し大量リードを奪う

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

仙台の果敢なペイントアタックから失点が続き7-2と先行される。

#11久保田のカッティングに#54ガードナーの狙い澄ましたパスが通ると、仙台のターンオーバーから速攻に転じ、#0オーガストがダンクを叩き込む。

開始3分半には、#19西田(優)がアーリーオフェンスからバスケットカウントを獲得し7-9とリードを奪い返す。

直後にゾーンディフェンスを展開して仙台のオフェンスのリズムを乱すと、#11久保田のアリウープパスから#0オーガストのダンクが炸裂する。

仙台のタイムアウト明け、仙台#8多嶋に3Pシュートを許すが、#10レイマンの3Pシュート、#0オーガストのバスケットカウントで一挙9得点を稼ぐ。

ファウルがかさみフリースローから失点が続く中、#10レイマンが強烈なダンクで応戦。#54ガードナーも立て続けに3Pシュートを沈め、16-34と大量リードを築き上げ1Qを終える。

2Q 仙台 49–57 三河 (仙台 33–23 三河)

仙台の猛攻を受けるが西田(優)の連続得点で踏みとどまる

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

#10レイマンとの2メンゲームから#54ガードナーが先制点を挙げると、#18角野が連続して3Pシュートを決め切り攻撃の手を緩めない。

#7キッドを中心にオフェンスを組み立てる仙台に対して、#54ガードナーのインサイドアタック、#0オーガストの個人技で対抗。

オフィシャルタイムアウト明け、仙台の連続得点を許すが、#13須田の3Pシュート、#0オーガストの激しいボールダイブでチームを盛り上げる。

しかし、仙台#45ブースの得点を止められず仙台を突き放しきれない。

三河はタイムアウトで修正を試みるもオフェンスが噛み合わず得点が停滞、仙台#14青木、#9ヤンの得点で47-53と一桁差にまで押し戻される。

#54ガードナーのインサイドアタックに#19西田(優)が合わせ得点を挙げると、#7長野のオシャレなパスから#19西田(優)が加点、悪い流れを断ち切り49-57とリードを保ちハーフタイムを迎える。

3Q 仙台 63–85 三河 (仙台 14–28 三河)

レイマン、西田(優)を中心にオフェンスを組み立て仙台を突き放す

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

三河が決めれば仙台が決め返す展開が続き、両者激しい点の取り合いとなる。

開始2分、#19西田(優)が鮮やかなペイントアタックで得点を重ねると、#11久保田がフリースローを沈め53-65と再び二桁リードに押し返す。

さらには#11久保田がタイトなディフェンスからボールを奪い取りアーリーオフェンスが成功、徐々に流れを手繰り寄せる。

仙台のタイムアウト明け、#0オーガストのファストブレイク、#19西田(優)の3Pシュートで突き放しにかかる。

仙台#22石橋、#7キッドに3Pシュートを決められるが、#32シェーファーがミスマッチを活かしたアタックで仙台の反撃を許さない。

残り2分、#10レイマンがドライブで切り込むと、#54ガードナーも技ありのフックシュートを披露。

ラストプレーでは#10レイマンが3Pシュートを突き刺し、63-85とリードを拡大して4Qに突入する。

4Q 仙台 78–94 三河 (仙台 15–9 三河)

強度の高いディフェンスで仙台に反撃の隙を与えない

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

約3分間、両者オフェンスが停滞しスコアが止まる。

開始4分、#16西田(公)のボールプッシュから#13須田がファストブレイクを成功させる。

オフィシャルタイムアウト明け、#0オーガストとのピックアンドロールから#7長野が3Pシュートを射抜くと、強度の高いディフェンスで仙台のミスを誘発する。

仙台#11荒谷、#45ブースの連続3Pシュートを浴びるが、#0オーガストがステップバックで反撃。

残り46秒には#0オーガストがゴール下で上手さを見せ仙台に反撃の隙を与えない。

その後も#13須田のタイトなディフェンス、#19西田(優)の強烈なブロックショットで仙台に得点を与えず、アウェー1戦目を勝利で飾った。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

今日の試合は1Qと3Qにかけて学びがあったと思っています。16点、14点に相手を抑えることができました。

自分達のアイデンティティーはディフェンスなので、2Qでは33点を失ってしまいましたが、1Q、3Qは自分達のパフォーマンスを選手が理解して、それをコンスタントに発揮できることを目指しています。

-仙台の印象はいかがでしたか?
仙台さんの印象としてはプレーをハードにしてくることと、オフェンスリバウンドが強くセカンドチャンスでスコアを取ってくる印象があります。

良い選手と良いコーチングがされているなと思っています。Bリーグは世界的に見ても競争力の高いリーグなので、成績に関係なくどのチームにも勝つチャンスはありますし、今日のゲームはそういったことを象徴するゲームだったと思います。

—試合結果—
2024年12月8日(日)
仙台 ● 64 – 81 〇 三河
(三河通算成績 13勝5敗)

1Q 仙台 19–21 三河

久保田がオフェンスで存在感を示す

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

序盤から#11久保田が積極的にドライブで切り込みオフェンスを牽引する。仙台#15渡辺の3Pシュート、ターンオーバーからの失点で7-4とリードを奪われるが、#11久保田が3Pシュートで応戦する。

開始4分半、#0オーガストが果敢にドライブを仕掛けると、#11久保田との2メンゲームから#0オーガストがフリースローを獲得。さらには、足を使ったディフェンスで仙台のミスを誘発し、#0オーガストの華麗なステップインで10-12と前に出る。

三河のタイムアウト明け、#10レイマンが3Pシュートを射抜くが、仙台に一挙7得点を稼がれ17-15とリードを許す。

三河が決めれば仙台も決め返す一進一退の攻防が続く中、残り30秒にハードなディフェンスから仙台のタフショットを誘うとアーリーオフェンスを展開、#10レイマンがレイアップを決め19-21とリードして1Qを終える。

2Q 仙台 36–43 三河 (仙台 17–22 三河)

セカンドユニットが躍動しリードを拡大

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

仙台にインサイドを強調され逆転を許すが、#7長野が3Pシュートを返上、#10レイマンも柔らかなユーロステップを披露し、23-26とリードを奪い返す。

仙台#7キッドのバスケットカウントに対して、すかさず#10レイマンが強気のドライブからバスケットカウントをもぎ取り両者が激しくぶつかり合う。開始3分には、#54ガードナーもリバウンドでファイトし徐々に仙台を引き離す。

ゾーンディフェンスで仙台のオフェンスを停滞せると、#7長野のキックアウトから#18角野が冷静に3Pシュートを決め切り、28-37とリードを拡大する。

しかし、その後はオフェンスが噛み合わず得点が伸び悩む。仙台のインサイドアタックに苦しむ中、#10レイマンが3Pシュート、#13須田がフリースローを沈め36-43で試合を折り返す。

3Q 仙台 51–61 三河 (仙台 15–18 三河)

ターンオーバーが続くがタイムアウトで修正を図り二桁リードを築く

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#19西田(優)のペイントアタックで先制すると、仙台のターンオーバーから速攻に転じ、#0オーガストがB1個人通算1,000得点となるバスケットカウントを獲得する。開始2分半には#19西田(優)がディフェンスを翻弄し38-50とリードを広げる。

仙台のタイムアウト明け、仙台#11荒谷の連続得点で1桁差にまで詰め寄られるが、#11久保田のドライブで踏みとどまる。残り3分半、#10レイマンとのコンビプレーから#32シェーファーが加点するが、ターンオーバーが続き流れに乗り切れない。

三河のタイムアウト明け、#7長野のスピード感あふれるドライブでディフェンスを引きつけると、#18角野が3Pシュートで締めくくり悪い流れを断ち切る。残り7秒には#7長野の鋭いボールプッシュから#0オーガストの強烈なダンクが炸裂し、51-61と二桁リードを築き4Qに突入する。

4Q 仙台 64–81 三河 (仙台 13–20 三河)

オーガスト、長野のホットラインで主導権を握る

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。

#32シェーファーの狙い済ましたスティールでボールを奪い取ると、#0オーガストがゴール下で強さを見せチームを勢い付ける。

仙台のタイムアウト明けも#7長野とのコンビプレーから#0オーガストが連続でダンクを叩き込み、一気に畳み掛ける。開始3分には#18角野が3Pシュートを突き刺し、オフェンスの手を緩めない。

アーリーオフェンスを狙う仙台に対して、#11久保田がハリーバックし仙台の得点を許さない。直後に#54ガードナーもカッティングから得点を重ね56-72とリードを広げる。

オフィシャルタイムアウト明け、仙台のプレッシャーディフェンスの前にオフェンスのリズムを乱されるが、残り1分半に#19西田(優)が試合を決定づけるディープ3Pシュートを射抜く。

その後は#7長野が安定したゲームメイクで試合を締めくくり、最終スコア64-81で快勝した。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

本当にディフェンスのいいゲームができたと思います。

このリーグではどの対戦相手と戦っても毎Qを20点未満に抑えることは簡単にはできません。今日のゲームはそれができて良い結果を出せました。

ただ、ターンオーバーが自分たちのオフェンスで多かったのと、オフェンスリバウンドを多く取られてしまったこと、この2つは修正していかなければいけないことだと思います。

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