超ワールドワイド!ニセコの「雪見混浴」 周りは外国人客ばかり...まるで海外のスパみたい【北海道・ニセコグランドホテル】
2019年1月5日(土)20時0分 Jタウンネット
混浴女子とめぐる!ニッポン秘湯図鑑第五回 北海道・ニセコグランドホテル 文・写真:蜜月檸檬
こんにちは、混浴温泉に魅せられて全国の秘湯をめぐっている蜜月檸檬です。毎回ひとつの混浴温泉にスポットを当てて魅力をお伝えしている連載の五回目となる今回は、北海道の「ニセコグランドホテル」をご紹介します。

良質なパウダースノーでスキー客にも人気のあるニセコ。
賑やかなスキー場のあるエリアから少し離れた静かな場所に、ニセコ昆布温泉「ニセコグランドホテル」があります。
大雪原の中で入ることができる北海道最大級の混浴露天風呂が魅力です。
海外の観光客で賑わう混浴露天は外国のスパのよう
到着した夜にさっそく混浴露天風呂へ。
女性専用のお風呂からは渡り廊下を歩いて混浴露天へ向かいます。裸なので寒さで震えながら走りました。やっぱり冬のニセコの夜は寒いです。
露天へたどり着くと急いで湯船へ。白い息と露天風呂から立ち上る湯気。冬の冷たい空気の中で温まる温泉は幸せを感じます。
白い雪に明るく照らされた露天は海外の方でいっぱいでした。まるで外国のスパのような雰囲気。
みなさん良質の雪を求めて海外からスキーを楽しみに来ているそうです。
温泉に入っていると海外の方とも挨拶をして仲良くなれるような気がします。

昼間の日帰り入浴の時間は空いていてのんびりと入ることができました。
混浴露天からは白いパノラマの景色が広がります。
ニセコ昆布温泉には昆布が入っているの?
昆布温泉という名前の由来は諸説あるようですが、山道に迷わないように目印として木に昆布を縛ったという話があるようです。
「ニセコグランドホテル」の混浴露天風呂のグリーンのお湯は鉄鉱泉の色で、もちろんですが、昆布が入っているわけではありません。
美肌の湯と言われる源泉かけ流しのお湯は2種類の源泉をブレンドしていて、湯温の調節は天然湧水「ニセコ甘露水」で加水しているそうです。昆布と甘露の組み合わせはなんだか美味しそう。
「ニセコ甘露水」はホテルのフロント前にも置いてあり自由に飲むこができます。飲みやすい軟水で美味しかったです。

ニセコはスキー客が多いので、スキーをやらず混浴温泉に入るために冬のニセコまで来たと言うとホテルの方も驚いていましたが、白銀の世界の混浴露天風呂に入るだけでもニセコへ行く価値はじゅうぶんありました。
ニセコ昆布温泉には湯めぐりパスポートもあり、宿泊したホテル以外の参加ホテルの日帰り入浴が無料になるので、ニセコへ温泉めぐりに行くのも良いですね。
「ニセコグランドホテル」の混浴露天風呂は、北海道の美しい雪とスケールの大きさを感じることができる、ワールドワイドな混浴でした。
