あの人気芸人も惚れ込む『大衆食堂スタンド そのだ』の「絶品からあげ」に舌も心も癒されてきた!

2023年2月11日(土)10時47分 食楽web


『大衆食堂スタンド そのだ』のからあげ | 食楽web

●日本唐揚協会認定カラアゲニストが、大阪発の大衆食堂に潜入。ウマいと噂のからあげを実食レポート!

 突然ですが、大阪に本店を置くお店で、2021年に東京・五反田に進出した『大衆食堂スタンド そのだ』をご存じでしょうか? こちら、その名の通り、昭和の大衆食堂を現代風にアップデートした料理やお酒が味わえる人気店。以前、人気番組『アメトーーク』の「やっぱり! コロッケ芸人」の回で、芸人のケンコバさんがメンチカツ定食がウマいと推していたお店でもあります。


JRほか五反田駅東口から徒歩3分。巨大な暖簾が印象的な『大衆食堂スタンド そのだ 五反田店』

 そのメンチカツも気になってはいましたが、とある情報筋から「実は『そのだ』のからあげはめちゃくちゃウマいよ」との噂をキャッチ。となれば、カラアゲニストとしては食べてみるしかありません。さっそく『大衆食堂スタンド そのだ 五反田店』に行って「唐揚げ定食」(880円)を実食してきたので、その噂のからあげをご紹介しましょう。

醤油×ニンニク×肉汁のバランスが秀逸な絶品からあげ


ウマい!と評判の「唐揚げ定食」880円。巨大からあげ5個、キャベツ、ポテサラという盤石の布陣。ご飯、味噌汁、お新香付き

 ランチタイムを少し外してお邪魔しましたが、ほぼ満席状態。まさに昭和の大衆食堂の雰囲気で、すごく活気があります。筆者もコの字形のカウンター席に座り、オーダーすると5分ほどで「唐揚げ定食」が登場しました。

 お皿には、ゴロッとデッカいからあげが5個も盛り付けられていて、テンション爆上がり。ここ数年、流行が続く大きめサイズのからあげですね。昭和レトロな雰囲気でも、最新トレンドはきっちり反映されているのがさすがです。さっそくいただきましょう。箸で持ち上げるとけっこうな重さです。


けっこうな重量感です。箸を持つ手がかすかに震えてしまいます

 いざひと口ガブリ。シャリッとした歯ざわりの衣の美味しさに思わずうっとり。衣の時点ですでに美味しいからあげにはハズレはありません。絶妙な歯ざわりのあと、舌になじむようにとろけていきます。聞けばラードで2度揚げしているそうで、コクがある一方で油切れがよくさっぱりしています。

 その衣が醤油やニンニクで味付けした鶏肉とシャッフルされることで、さらに旨さが加速。ほどよい醤油とニンニクの風味と、ほどよい量の肉汁。肉の旨みとのバランスもちょうどいい。何かが突出することのない、見事な味の協演です。これは確かにウマい! ご飯はもちろん、お酒との相性もよさそうです。


ラードで2度揚げしているそうで、コクがある一方で油切れ良好でさっぱり食べられます

 デカいので、1個食べ終えた時点でかなりの満足感。そしてそれがまだ4個も残っているという幸福感。2個目に箸をのばすときには、1個目で味わった衣の美味しさを思い出し、ちょっとウキウキした気分にもなってきます。肉も口内を上下にポンポンと跳ね上げてくれるような、プリップリの弾力で実にウマし!

 大きめサイズでありながら、あっという間に完食してしまった筆者です。素晴らしい揚げ具合のからあげでした。しかもその味に、ある種の“懐かしさ”も感じました。学校の給食や遠足のお弁当などに入っていた、あのからあげの味。まさに昭和の味ですね。サイズはイマドキですが、味は伝統をしっかり受け継いでいます。


お酒のアテも大充実。昭和的なメニューと現代的な料理の融合といった印象です

 ちなみにこちら、夜のメニューも充実しています。ポテトサラダ、レバカツ、ちくわ磯辺揚げなどの昭和メニューのほか、パクチーヨダレやっこ、クリームチーズいぶりがっこ、アボカドの生レバー風といったちょっと珍しい現代風のものも。次回は夜にも行って「イマドキ昭和」をよりディープに味わってみようと思います。

●SHOP INFO

店名:大衆食堂スタンド そのだ 五反田店

住:東京都品川区東五反田1-15-5 第5宮本ビル 1F
TEL:070-8584-1662
営:11:00〜23:00(22:00LO)
休:年末年始

●著者プロフィール

松本壮平
ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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