気球じゃない「トライアングルUFO」が目撃される! 飛行機やヘリコプターでもない… 撮影者困惑

2023年2月14日(火)14時5分 tocana


 ここ数日、アメリカでは中国から飛来した(?)謎の白い気球の話題で持ちきりだ。そのためか、これまで注目されてこなかったUFO※関連の報告例や目撃例が日の目を見ている。


※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。


 先日再注目されたのは、ユタ州ソルトレイクシティにて撮影された町の上空を数分間ホバリングする「謎の三角形の物体」の映像だ。この事件は昨年9月に発生したと伝えられているが、それからオカルト情報やUFO情報を扱う複数のYouTubeチャンネルを経由し、先週になってようやくSNSで大きく話題になった。


 このUFOを見た男性によれば、ユタ州のドレイパー郊外にいたとき、ソルトレイクシティのダウンタウンに建つ高層ビルの上の方に、奇妙なUFOが浮かんでいることに気づいたという。この物体は上空約380~450mにいたと推定されている。男性には三角形の異常が最初は静止しているように見えたが、その後「ゆっくりと北に移動していった」そう。


 UFOの目撃例としては珍しいことだが、その物体の動きがゆっくりだったため目撃者は数分間撮影し、観察することができたという。事実、映像の中には目撃者の男性が「飛行機でもなく、ヘリコプターでもない。三角形の物体が浮かんでいるようにしか見えない」と驚きながらも実況している音声が入っている。


 果たして、彼が目撃した物体の正体は何だったのだろうか。黒い三角形UFOは1990年代より欧米を中心に目撃されるようになったUFOだ。正体はエイリアンのUFOとも、米軍が秘密裏に開発している新型戦闘機とも言われているが、目撃例は夜間が多く、また結構な速さで移動していることが多い。そのためエイリアンのUFOだという説をさておくと、大きな凧やドローン、あるいは現在注目を集めている謎の気球のような、極秘の軍事機体だったのではないかという説も出てきている。とはいえ現時点ではまだこの奇妙な黒い三角形UFOの正体は謎のままだ。



参考:「Coast to Coast AM」ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



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