月の老齢年金15万円「物価が上がりかなり苦しい……」と語る73歳・独り身男性の今の生活における不安
2025年3月5日(水)20時5分 All About
老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、徳島県在住73歳男性のケースを紹介します。
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、徳島県在住73歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:73歳男性同居家族構成:本人のみ
居住地:徳島県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の資産:預貯金2000万円、リスク資産500万円
これまでの年金加入期間:厚生年金約40年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):9万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険(金額は不明)
「年金額に満足していない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「物価が上がりかなり苦しい」家計状況だと語っています。
ひと月の支出は約「17万円」。年金だけでは「年の半分くらい足りない」と回答されています。
「外食、賭け事、パチンコはしない」
年金で足りない支出については「預金から取り崩し」て賄っているという投稿者。現在給与や株の配当金といった年金以外の収入はなく、年金生活においては「外食、賭け事、パチンコはしない」など楽しみを我慢しながら散財を防いでいる様子です。
「積立投資を若い時からやれば良かった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「株か投資信託の積立投資を若い時からやれば良かった」と回答。今の生活については「動けなくなること。独り身だから孤独死が不安」と語り、楽しみは「特にない」と、苦しい現状を訴えておられました。
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(文:あるじゃん 編集部)