初めてLINEスタンプを作ってみたら、想像以上に大変で一瞬詰みかけた話

2025年3月5日(水)11時0分 ロケットニュース24

誰でもLINEスタンプを作ることができるサービス「LINE CREATORS MARKET(ライン クリエイターズ マーケット)」では、現在「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボキャンペーンが開催されている。

「LINE CREATORS MARKET」では、普段は既存のキャラクターを使ったスタンプを登録することが禁止されている。

しかしこのキャンペーンの開催期間中は、条件を満たして審査に通れば「刀剣乱舞ONLINE」のキャラクターを描いた二次創作の作品をLINEスタンプとして販売できるのだ。

ということで先日、初めてLINEスタンプ製作に挑戦してみたのだが……これが思った以上に大変だった。

・その1 枚数が多い

まずはシンプルに描く量が多い。

LINEスタンプでは、1セットにつき最低8個のスタンプが必要だ。スタンプの数として見ると少ないように思えるけれど、フルカラーのイラストを8枚描くと考えると……そこそこの量である。

いくら推しキャラのイラストとはいえ、これが結構大変だった。1つのスタンプセットに32枚や40枚のイラストを入れている作者さんのことを本当に尊敬する。

40枚のイラストを150円や300円で購入できるのって、冷静に考えたら結構すごいことだと思う。

・その2 ネタ切れ

キャラのポーズが似ないようにするのも案外苦労した。

基本的にLINEスタンプでよく見る上半身のみを描くデザインにしていたのだが、そうするとどうしてもポーズの種類に限界がある。

最初のうちは何の問題もなく描き進められていたのだが、後半になってくると「このポーズだとさっき描いたスタンプと被るな……」と悩むことが増えた。

筆者の場合、「どんなスタンプを作るか」を決めるよりもポーズを考える方が大変だったかも。

・その3 レイアウト

文字とキャラがいいバランスでキャンバス内に収まるようにしたり、フチをつけるなどしてどんな背景に設定していても見やすいスタンプになるようにしたり。

普段描いているイラストよりも考えることが多く、レイアウトを考えるのに時間がかかった。

限られたスペースの中で似たようなデザインにならないようにするのって、難しいんだな……

・その4 英語

イラストが完成しても、まだスタンプが完成したわけではない。

作品をLINEスタンプとして販売するためには、ショップに表示するスタンプの説明文やタイトルなどをつける必要がある。

普通にタイトルと文章を考えればいいだけでしょ? と思っていたのだが……なんとこの2つ、日本語の他に英語でも登録しなければいけない。

一瞬「詰んだかも」と思ったのだが、ウェブ上の翻訳ツールを使うことでどうにか対処できた。ネットが発達している時代でよかった〜〜〜!!

・大変だったけど……
スタンプストアには星の数ほどスタンプがあるけれど、そのどれもがこういった苦労を乗り越えてリリースされたんだな……と実感することができた。

大変なことも多かったけど、やっぱり自分のイラストがLINEで使えると思うとワクワクするので、時間ができたらまた別のスタンプも作ってみたいと思う。

頑張って作ったスタンプは、現在「LINE CREATORS MARKET」で販売可能か審査してもらっている状態だ。無事に通ってくれますように〜!

参考リンク:LINE CREATORS COLLABORATION、PRTIMES
執筆・イラスト:うどん粉
Photo:PRTIMES、RocketNews24.

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