【株主優待】「エディオン」や「ビックカメラ」の株主優待で食費節約!イメージと違う使いかたができる銘柄5選【2024年下半期ベスト】

2025年3月14日(金)10時0分 婦人公論.jp


エディオン優待で買ったもの(筆者撮影)

2024年下半期(7月〜12月)に配信したものから、いま読み直したい「ベスト記事」をお届けします。(初公開日:2024年12月16日)
*****
エディオンやビックカメラの「株主優待」で食費節約ができると言うと、嘘ではないかと思われますが、実は本当です。他にも、通販大手企業の銘柄や不動産会社の銘柄でお米やフルーツがもらえ、節約に役立てることができます。家計を苦しめる物価高に対抗できる5つの「株主優待」銘柄を紹介します。※株価は2024年12月3日終値

* * * * * * *

食費が節約できる意外な「株主優待」


まず、筆者がお気に入りのエディオン(2730※)(株価1,803円、最低投資額18万300円)から紹介します。

エディオンの株主優待はギフトカード優待で、100株だと1年未満3,000円分、1年以上で+1,000円分(合計4,000円分)、2年以上で+2,000円(合計5,000円分)、3年以上で+3,000円(合計6,000円)と、保有年数が増えるごとに額も増えていきます。

エディオンの株主優待は、公式通販で利用ができ、家電以外にお酒や食品も買うことができます。過去にフリーズドライのお味噌汁や、乾麺のうどんを買い、食費の節約に役立てました。

※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。

ビックカメラ(3048)(株価1,679円、最低投資額16万7,900円)の株主優待は、ビックカメラやコジマの店頭のほか、ビックカメラ.comでも使える優待券です。100株保有では2月2,000円、8月1,000円の年3,000円がもらえ、長期保有すると、8月権利では100株で1年以上1,000円追加、2年以上で2,000円が追加され、長く保有すると「年5,000円」になります。

またビックカメラのお店に行くと、大型店では、お酒やおつまみ、輸入菓子が買えたりします。

このように、家電量販店の株で家電を買うのはもちろんですが「食費節約」もできるのです。

アルペン(3028)(株価2,005円、最低投資額20万500円)の株主優待は、100株で2,000円相当の優待券(年4,000円)です。

この優待券はアルペンやアルペンアウトドアーズで利用でき、過去にキャンプ飯と交換できました。スポーツウェア、スポーツシューズのイメージが強いですが、交換できる商品は幅広いです。

キャンプ飯の価格はスーパーマーケットで買うよりも少し高いものの、ボトルに入っただし入りの味噌に挑戦できたこともあり、いつもは使わない食材を買って使う楽しみもありました。

そして、通販大手のベルーナ(9997)(株価761円、最低投資額7万6,100円)の株主優待は、通販で使える割引券をもらうこともできますが、複数の商品から選ぶこともできます。

100株では、大福、梅干し、日本酒が定番で、2024年9月度の株主優待商品にも同じ内容がありました。筆者は過去に大福と交換したことがあり、家族にも評判でした。500株になるとレトルトカレーや銀座バトンパイ、1000株になるとお米(つや姫)も選べるようになります。


ベルーナの食品優待(筆者撮影)

高級ホテルへの投資事業を行う不動産投資会社ウェルス・マネジメント(3772)(株価1,054円、最低投資額10万5,400円)の株主優待券は、シャインマスカットや奇跡のトマトと交換することもできます。

株主優待は「自社グループ運営ホテルで利用できる株主優待券」で、優待権利月は12月、6月、9月の3回。200株保有(投資額21万800円)で2,500円の券がもらえ、年3回の優待権利で合計7,500円分の優待券となります。株主優待券でフルーツがもらえるなら家庭の食卓がはなやぎそうですね。

物価高で食費を節約したいなら……


食費を節約したい人が思いつくのは、小売業の中でも「スーパーマーケット銘柄」を買っての節約で、この方法はやはり王道でしょう。

「スーパーマーケット銘柄」の中には、例えば、1,000円ごとに100円が割引になる株主優待券を発行する企業もあれば、オーナーズカードで半期ごとにキャッシュバックしてくれる企業もあります。また、株主優待でカタログの中からお米やレトルトカレーがもらえる銘柄もあり、食費が節約できたと実感できる内容が多いです。

しかし、調べてみると「同じ小売業でも、家電量販店の会社の株主優待も食費を節約できるのでは?」と発見でき、利用してみると「おとりよせした氷見うどんが株主優待で手に入った」など、気づきもあります。

すると、「家電はあまり買いかえないから、家電量販店の株主優待の権利は取得しなくてもよいかな」ではなくて、「食費節約として活躍できそうだからこの株も中長期で保有してみよう」と感じることもあります。まずは使ってみて、味わってみて、生活を楽しむことから株主優待の魅力に気づいてみましょう。

インフレ傾向で、以前と比べて食費がかかっていると感じるご家庭も多いはずです。値上がりのニュースを聞くと、ますます気が滅入ります。その対策として、食材を安いものにしたり、外食頻度を少なくしたりすることはよく聞く話ですが、株主優待で“食費を応援”してもらい、“苦しくない家計”に挑戦してみることも一つの案です。

もちろん、株式投資はリスクのある金融商品です。でも、株主優待のある銘柄を保有すると、年に1度や2度、多いものでは年に3度、株主優待内容が変更しない限り、定期的に「生活を手助けしてくれる優待券やフルーツが受け取れる」わけで、食費節約につなげられそうです。


株主優待券いろいろ(筆者撮影)

〈「株主優待」とは?〉

ここで、「株主優待」について説明しておきます。私たちが株を買うと「株主」になれます。企業は株主に対し、割引券や優待券、お米やカタログギフトなどをプレゼントすることがあり、これが「株主優待」です。

〈「権利付最終日」とは?〉

権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで、配当金や優待などの株主権利を得られる最終取引日のことです。

つまり、配当金や「株主優待」などを取得するためには、企業が決める「権利確定日」に、株主として株主名簿に記載されている必要があります。

例えば、2024年12月末の権利付最終日は12月26日、権利落ち日は12月27日です。そのため、12月末に優待を実施している企業の「株主優待」の権利を受けるためには、12月26日までに株を買っておかなければなりません。

婦人公論.jp

「株主優待」をもっと詳しく

「株主優待」のニュース

「株主優待」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ