買い!【家そば放浪記】第273束:にしてつストア内「レガネットキュート」で買った、五木食品『糖質40%オフ 糖質コントロールそば(山芋入り)』258円(1人前129円)

2025年4月15日(火)20時0分 ロケットニュース24

さあ春だ。暖かくなってきた! 冷やし蕎麦の本格的な季節がやってきた!! ということで家そば放浪記、約2ヶ月ぶりの更新である。

復活一発目に紹介したいのは、つい先日の福岡旅で発見した大変珍しい干し蕎麦『糖質40%オフ 糖質コントロールそば(山芋入り)』だ。

製造者は当連載でも何度か登場している五木食品。というか、福岡のスーパーの乾麺コーナー、いろんな店舗に行ったけど五木食品だらけ!

東京では、そこまでレギュラー的に並んでいるとは言えない五木食品なのに、福岡に来たら完全レギュラー。棚に五木食品専用のスペースがあるのでは……ってくらいに。

なんでだろ〜と思いながらパッケージ裏を凝視すると、五木食品は熊本県にあるメーカー。つまるところ九州がホーム。なるほど! だから福岡のお店にはこんなにも……と納得したのであった。

メーカー話はそれくらいにして、さっそく……

デカい鍋に湯を沸かし……

約6〜7分ゆでて……

ハイ、完成!

して、そのお味は──

あれっ? わりとウマい。失礼ながら「予想外にウマイ」というのが正直な感想。

茹で上がった麺をあげる時、手づかみすると「ワシワシ」した感触があり、「これは今までに無かったぞ……」という印象があったのだが、正直、すべての予想を裏切ってきた。

まず麺は、ラーメンに例えるならバリカタ系の感触というか、作っているのは熊本だけども、それこそ博多ラーメンの麺的な、あんな感じの丸みを帯びた麺である。

これは、なんなんだ? そばなのか? それともラーメンなのか……みたいな気持ちで食してみると、これが意外とウマイのだ。不思議とウマイ、みたいな感じだろうか。

王道の蕎麦ではない。ダメな蕎麦でもない。全く違うベクトルに進んでいる蕎麦というか、なんだかよくわからない方向に進みまくっている蕎麦とでも言おうか。

パッケージには「ロカボ(緩やかな糖質制限を推奨)」のマーク。たしかにロカボ食品感はある。そのロカボ感(ロカボ蕎麦感)こそが「なんだかよくわからない方向」と思う要因なのかも。

私、実は最近、ひそかにサッポロ一番&久世福商店の一種独特な即席麺『「毎日だし」で仕上げた 醤油らーめん(1食291kcal、脂質1.4g)』にハマりまくっているのだが、それに近い独特なウマさがある。

低糖質を意識したダイエッターなどが、今回の蕎麦『糖質40%オフ 糖質コントロールそば(山芋入り)』を食べたとしても、非常に満足しながらロカボ生活が送れることは間違いないと断言したい。だってウマいのだから。

温か冷かなら、絶対に冷だと私は思う。“つゆがらみ” もすさまじく、気持ち良いくらい「ズズズッ!」と蕎麦&つゆが口の中に飛び込んでくる。ハマったらドハマリしてしまう味と食感かもしれない。アリです。大アリです。

参考リンク:ロカボ「糖質コントロールそば」、久世福商店「「毎日だし」で仕上げた 醤油らーめん」
執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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