「妊娠中は毎朝、電車で座って通勤していた私。いつも同じ車両のサラリーマン男性が...」(東京都・30代女性)
2025年4月17日(木)11時3分 Jタウンネット
東京都在住の30代女性・Kさんは現在、小学生の娘を育てる母親だ。
その娘を妊娠中は、産休に入るまで毎日電車で1時間かけて通勤していたという。
彼女には、その通勤電車で毎日乗り合わせていた男性に、伝えたい言葉がある。
<Kさんからのおたより>
10年ちかく前、妊娠中の私は4つの路線を乗り継いで1時間ちょっとかけて通勤していました。
そのうち、一番長く乗る路線ではいつも座ることができて、本当に身体が楽でした。
それは、毎朝席を譲ってくれたサラリーマンの方がいらっしゃったからです。
次の駅で降りていたけれど、本当は...?
いつも私が乗り込むと気づいてくれ、ささっと席を立って変わってくれ、次の駅で降りて行ったサラリーマンさん。本当は気を使わせないよう、車両を変えるために降りていたのかもしれないです。
産休に入るまでの数か月間、毎日譲っていただき、感謝の気持ちでいっぱいでした。
産休の前日にお礼のお菓子を渡そうか迷いましたが、いきなり知らない女性から食べ物をもらっても困るだろうと思いやめました。
その後無事に元気な女の子を産み、今では小学生です。
あの時は本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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