明るい色で塗っただけの“街灯”→プロが本気で仕上げると…… 驚きのテクで“激変”した絵に「すごーい!」「魔法みたい」
2025年4月20日(日)8時0分 ねとらぼ
中の部分を明るい色で塗っただけの街灯。立体感はあまりありません
●水彩画で“街灯の明かり”を光らせるテクニック
投稿者は、風景イラストレーターで元絵画講師のammyさん。Instagramでは、水彩絵の具を使った“描き方のコツ”や自身の作品を多数発信しています。
今回話題になっているのは、街灯の明かりの描き方。光っている部分を明るい色で塗るだけでは色がくすんで見えてしまうそうで、簡単に実践できる“2つのコツ”を説明しています。
●ポイントはグラデーションを作ること
まず1つ目のコツは、“一番明るい色”と“一番暗い色”の間に“中間の色”を塗り、グラデーションを作ること。街灯の中の明るい色を黄色、外の暗い色を紺色にするなら、その中間の色となる紫色とピンク色を用意します。
一番光が強い部分には色がのらないようマスキングをしておき、明かりの中心から黄色、ピンク色、紫色、紺色と順番に着色していくと……。暗闇の中でぼんやりと光る街灯が見事に水彩で表現できました。
2つ目のコツは、街灯の枠の色も光に沿ってグラデーションにすること。光より一段暗い色から描いていき、光の当たり方を意識しながら色のグラデーションを作ります。
完成した街灯の絵は、リアルな発光感を表現しながらも水彩のあたたかみがたっぷり詰まったすてきな作品になりました。明るい色と暗い色を載せただけの“グラデーションなし”の手法で描いた絵と比べると、違いは一目瞭然です。
●本当に光っているかのような作品に驚きの声
コメント欄では、「すごい 見入ってしまいました」「こういうのを美術の授業で習いたかったです」「すっげぇ」「うっとりしました」といった驚きと称賛の声が続々。本当に絵が発光しているかのようなクオリティーに、「リアルすぎて光源を直視できない気がする」「後ろから懐中電灯照らしてるんちゃうってくらい光ってるー」といった声も寄せられています。
動画提供:ammyさん