五月病、社歴や時期に関係なく3割超が発症 - 原因と対策は?

2025年4月22日(火)14時24分 マイナビニュース


くるめしは4月21日、「新入社員研修および社内コミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。調査は1月30日〜2月6日、同社運営サービス「くるめし弁当」「シェフコレ」に登録する20歳以上の会員764名を対象にインターネットで行われた。
一般的に「五月病」とは、新卒社員や、新年度の異動など環境が変わった人などが5月の大型連休明けに、体調不良や軽いうつのような症状などを感じることを指す。しかしながら、調査の結果、社会人経験の長さや社歴に関係なく、また五月に限らず、このような症状を訴える・感じる人は多いよう。
実際に、時期は関係なく「五月病のような症状を感じたことがある」人は30.4%みられ、20代・30代に限定すると、4割近く(38.5%)にのぼった。
続いて、なぜ五月病のような症状が出てしまったのかと聞いたところ、「業務・タスク過多」が最多の40.9%。次いで「慣れない職場で不安だった」(35.3%)、「連休明けの仕事が忙しかった」(27.2%)が上位に。
一方で、およそ4人に1人が「上司とのコミュニケーションがうまくいかなかった」(24.1%)と回答したほか、「同僚とのコミュニケーションがうまくいかなかった」(12.9%)、「部下とのコミュニケーションがうまくいかなかった」(1.7%)など、社員同士のコミュニケーションを原因とする回答も約4割を占めた。
次に、「五月病を防ぐために社内でどのような取り組みがあるとよいと思いますか?」と質問したところ、「フレックス勤務」(44.8%)や「リモートワーク」(39.7%)が上位にあがった一方で、「同期・同僚とのコミュニケーションを増やす」(34.5%)や「上司とのコミュニケーションを増やす」(29.3%)など、社員同士のコミュニケーション増加を望む声も。
そこで、理想的なコミュニケーションの形を聞くと、「上司・先輩社員から積極的に話しかけてもらう」(61.6%)や「同期・同僚から積極的に話しかけてもらう」(47.3%)が上位に。また、「ランチに一緒に行く」(37.5%)や「社内イベント・懇親会への参加」(30.4%)など、業務を介さないコミュニケーションを希望する声も目立つ結果に。
特に20代・30代に絞ると、「ランチに一緒に行く」が50.0%に増え、「社内イベント・懇親会への参加」も36.8%に増加することから、若手社員は業務外で社員同士のコミュニケーションを求めている傾向がうかがえた。

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