「時空を操作する」米政府高官が衝撃発言! トランプの“秘密兵器”はタイムマシンだったのか?
2025年4月21日(月)11時30分 tocana
アメリカは「時空を操作する技術」を遂に獲得したのか——。トランプ政権の科学技術政策局長は先日、アメリカは現在「時間と空間を操作する」能力と「距離を消滅させる」能力を持っているとアナウンスした。
■アメリカはタイムマシンを開発した!?
4月14日に米テキサス州で開催された科学会議「エンドレス・フロンティア・リトリート」に登壇したトランプ政権の科学技術政策局長、マイケル・クラツィオス氏は、アメリカは現在「時間と空間を操作する」能力と「距離を消滅させる」能力を持っているという驚きべき発言を行った。
アメリカはタイムマシンとテレポーテーション装置の開発に成功しているということなのだろうか。だとすれば驚くべき技術的成果を達成していることになる。
クラツィオス氏は演説の終盤でもこのことに再度言及し、アメリカ人は間もなく「新たな技術を生み出し、時間と空間を歪める科学的発見に身を捧げる」という選択肢を持つだろうと述べた。
これらの新技術について具体的な説明はなかったのだが、ひょっとするとAIと量子コンピューティングにおける最近の技術的進歩を誇張して言及したのかもしれない。量子コンピューターは「量子重ね合わせ」や「量子もつれ」の現象を取り入れているため、ある意味では時空を越えた技術である。
クラツィオス氏の実に気になる発言だが、トランプ大統領は1期目の2017年にジャーナリストのボブ・ウッドワード氏のインタビューで“秘密兵器”について言及している。
「我々は核兵器を開発した。この国でこれまで誰も持っていなかった兵器システムを開発しました。我々は、皆さんが見たことも聞いたこともないようなものを持っている。プーチン大統領と習近平国家主席がこれまで聞いたこともないようなものを持っている。誰もいない。我々が持っているものは信じられないほど素晴らしい」(トランプ大統領)
そして2期目の今回、トランプ大統領は3月21日には新型第6世代F-47戦闘機の性能を称賛し、4月9日には謎の“秘密兵器”についても再び言及している。
「我々は、誰もそれが何なのか分からない武器を持っている。そしてこれは世界で最も強力な武器であり、それに匹敵するいかなる兵器よりも強力だ」(トランプ大統領)
米軍の“秘密兵器”はクラツィオス氏が言及する時空を歪める技術を活用したものなのだろうか。
クラツィオス氏は演説の中でアメリカ人は依然として「無限のフロンティア」の探求を求めており、アメリカはまもなくそこに到達するための技術的発明を手に入れるだろうとも話している。
「我々の技術、そしてそれを使って何をするかが、今世紀に我が国の運命を決定づけるツールとなるでしょう」(クラツィオス氏)
タイムマシンとテレポーテーション装置がすでにアメリカで開発されているのだとすれば、少なくとも技術的にどの国であれアメリカに太刀打ちできないことになる。
そして「エリア51」で行われているといわれているエイリアンの先進技術のリバースエンジニアリングはこの件に関わっているのだろうか。トランプ大統領とクラツィオス氏のこの“ほのめかし”発言が政治的に何を意図しているのかについても大いに気になるところだ。
参考:「Daily Mail」ほか