新幹線内で「お医者さんはいませんか?」 実際に対応した医師が明かす“当時の心境”とJRからの“贈呈品”が話題
2025年4月23日(水)8時45分 ねとらぼ
新幹線で救急対応したら……(イメージ画像/出典:PIXTA)
●ドクターコールに対応すると……?
投稿したのは、形成外科や美容外科の医師として働く宮下宏紀さん。宮下さんはこの日、たまたま乗り合わせた新幹線「のぞみ」の車内で「お医者さんはいませんか?」というドクターコールに遭遇しました。すぐに駆け付けると、そこにはお酒を飲んで倒れ、頭を打ったという乗客の姿が……。
宮下さんは、意識レベルや簡単なバイタルサイン、視診、触診などを行い、緊急性はないと判断。東京駅からの病院受診を指示したといいます。
その後、JRからはお礼の品と手紙が。「新幹線のお医者さん」として知られるドクターイエローの透かしの写真が入った手紙には感謝の言葉がつづられており、お礼の品としてドクターイエローをイメージしたペンが贈られました。宮下さんは「大切に使わせていただきます」とコメントしています。
また、ねとらぼ編集部の取材に宮下さんは「形成外科医歴が長く、ケガ対応には慣れていますが、検査機器のない環境での診察は緊張しました」と当時の心境を明かし、「おまけの記念品までいただけたし、勇気を出して行ってみてよかったなと思います。次回も同じような出動があればまた行こうと思います」と語ってくれました。カッコいい……!
●対応&贈呈品に反響
Threadsユーザーからは「すげ〜!」「めちゃくちゃカッコいいです」「乗り物内での医療対応は大変なことと思います、おつかれさまです」「実際あるんですね。ドラマだけかと。対応ありがとうございます! 助けてくださるお医者様が同乗してくださってると思うと安心です」など称賛の声が。
また「医療対応してくれたドクターにドクターイエローの記念品なんておしゃれだなぁ」「そうか! 電車のお医者さんだからか〜! こういう日本の文化大好きだ〜」など贈呈品にも反響が寄せられました。
画像提供:宮下宏紀さん