「塩素系漂白剤は使いません」 水筒の茶渋を落とす方法に「もっと早く知りたかった」
2025年4月25日(金)18時0分 grape

水筒にお茶を入れて使っていると、いつの間にか底部分に茶渋が付着しているもの。
細長い水筒の場合、四角いスポンジで洗おうとしてもなかなか届かず、洗い残しがあると汚れも蓄積してしまうでしょう。
頑固な茶渋に悩んでいる人は、ゆみ(yumimama_kurashi)さんがImstagramで紹介している方法を試してみましょう。
塩素系漂白剤ではない『あるもの』を小さじ1杯入れるだけでの、簡単なお手入れ方法です。
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水筒の掃除には『過炭酸ナトリウム』を使う
湯のみやティーカップに付く茶渋はすぐに見つけられますが、口が狭く中が暗い水筒は目を凝らさないと見つけられません。
中をのぞいた時に、黒や茶色の筋があれば、茶渋が付いていると判断しましょう。

湯のみなどに付いた茶渋は『塩素系漂白剤』で落とすのが一般的。しかし水筒の場合は、塩素系漂白剤に対応していないものもあります。
対応していない水筒に誤って使ってしまうと、さびたり穴が空いたりする可能性があるので、使用前には必ず取扱説明書を確認してください。

塩素系漂白剤が使えない水筒の茶渋取りには、酸素系漂白剤の主成分でもある『過炭酸ナトリウム』がおすすめです。
ただしこちらの洗剤も、ステンレス製品には使えてもアルミや銅などの金属には使えません。使用する前に、洗う水筒の材質を確認しておきましょう。
過炭酸ナトリウムはドラッグストアのほか、100円ショップでも購入できます。

お手入れ方法
水筒の中身を捨て、過炭酸ナトリウムを小さじ1杯入れましょう。

熱いお湯を約300㎖注ぎます。ゆみさんは熱湯を使用していますが、入れる前に水筒の耐熱温度を確認しましょう。

しばらくすると、過炭酸ナトリウムと水の中和反応により泡が出てきます。泡の正体は二酸化炭素なので、そのまま放置して問題ありません。
『ふたをせずに』そのまま30分放置しましょう。

ふたや中栓はボウルなどに入れ、ボトルと同じように過炭酸ナトリウム小さじ1杯とお湯を注ぎ、30分放置しましょう。なお、パーツ類も耐熱温度に気を付けてください。

30分たったら水で洗い流します。

過炭酸ナトリウムの力で、底にこびり付いていた茶渋がごっそり落ちました。

『漂白剤』と聞くと、ツンとした臭いをイメージする人が多いかもしれませんが、過炭酸ナトリウムは『無臭』なので臭い残りはありません。
むしろ、汚れがスッキリ取れて嫌な臭いも取り除いてくれるでしょう。

茶渋は軽微なものであればスポンジで落とせますが、洗い残しにより蓄積したものは簡単に落とせません。
週に1回のスペシャルお手入れとして、過炭酸ナトリウムを使った泡洗浄を取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]
出典 yumimama_kurashi