世界に2店舗しかない！あのGODIVAが手掛けるパン屋『ゴディパン』で絶対買うべきパンBEST3

食楽web

　チョコレートで有名なGODIVAが手掛けるベーカリーショップ『ゴディパン』をご存知でしょうか？

　2023年8月に有楽町の交通会館1階に世界初となるGODIVAのパン専門店としてオープンして話題となり、今年3月には名古屋に2号店が開店し、さらに注目が集まっています。

　世界にこの2店舗だけしかないとあって、どちらの店も初日から大行列。整理券を配って入場制限、パンの購入数制限も行われました。筆者も食べてみたいと思っていたのですが、整理券や行列などのハードルの高さゆえ、諦めていました。

　しかし最近、たまたま有楽町本店の前を通りかかると、整理券なしで入店できるようになっていました。しかも行列もそこまで長蛇ではない状態。「今しかない！」というわけで、ゴディパンを購入してみることに。

有楽町本店、平日ならさほど並ばずに入店できそう

　そうして改めて思い知ったことは、やはりゴディバはすごいということです。あんぱん、カレーパン、クリームパンといったオーソドックスなパンも、しっかりあの“ザ・ゴディバ”の味。どれもため息が出るくらい美味しかったのです。

さすがGODIVA！ただのあんぱんやカレーパンではない実力

「わけわけショコラ」は648円

『ゴディパン』に初めて行くと、どれも美味しそうなので全部買いたくなりますが、1個400円〜500円前後するので要注意。欲望のおもむくままに買いまくると、会計時に死ぬことになります。実際、筆者の前に並んでいた女性は1万円越えして、「買いすぎた！」と叫んでいました。

　じゃあ、何を買えば良いのか？ 今回は筆者が食べた中で「絶対にこれは食べておくべき」と思ったおすすめベスト3をご紹介したいと思います。この3つで1240円です。

第3位：ベルギーチョコレートのクリームパン

「ベルギーチョコレートのクリームパン」（388円）

「はいはい、チョコレートクリームのクリームパンね」と思ったそこのあなた！ そのイメージはまず捨てましょう。そうした一般的な概念を軽々と超えてくる味わいなのです。

　カスタードクリームに、カカオ分55％のベルギー産チョコレートをたっぷり合わせており、贅沢すぎる香りと、濃厚なクリームのコクが体全体に稲妻のように響きます。

　パンもクリームに寄り添うようなしっとり柔らかな食感。もはやパンを味わうというより、チョコクリームを味わうパンです。

第2位：あん・ドゥ・ショコラ

「あん・ドゥ・ショコラ」（388円）

　続いて第2位はあんぱんです。商品名は「あん・ドゥ・ショコラ」（388円）。NHKの朝ドラに出てくる「あんぱん」のような丸くて素朴な形ではなく、花びら型の華やかなビジュアル。ゴディバの手にかかると、あんぱんもベルギー王室の王女のようになるわけです。

大人の味としか言いようがないゴディバのあんぱん

　その名の通り、あんぱんにも当然のようにチョコレートが入ります。カカオ分55％のダークチョコレートとこし餡のマリアージュです。こし餡の甘じょっぱさとカカオの苦味がびっくりするくらい合います。噛むほどに旨みが増幅してくる、奥行きのある味わい。これ、絶対に赤ワインが合います。

第1位：「ショコラティエのカレーパン」

「ショコラティエのカレーパン」（464円）、上にカカオがまぶされている

　そして筆者が最も推したいベスト1は、ずばりカレーパン。その名も「ショコラティエのカレーパン」（464円）です。

　カレーの隠し味としてチョコレートをちょっぴり入れる、という古典的な方法がありますが、このカレーパンにとって、チョコは隠し味ではありません。

　カカオのほろ苦さが全面に出ており、それでいてカレーのスパイシーさもビシッとある。さらに噛むほどに玉ねぎの甘みや、野菜を煮込んだ旨みも感じられます。前代未聞のカレーパンと言えるでしょう。

カレーパンは揚げタイプではなく焼きタイプ

　世の中にはいろいろなカレーパンがありますが、正直言って、筆者はこんなカレーパンを食べたことがありません。美味しい上に衝撃的。死ぬまでに一度はこのカレーパンを食べてみて欲しい。心からそう思います。

　というわけでまだゴディバのパンを食べたことない人は、ぜひ買いに行ってみてください。

（撮影・文◎土原亜子）

●SHOP INFO

GODIVA Bakeryゴディパン本店

住所：東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館ビル1階
TEL：03-6665-7916
営：11:00〜20:00
休：不定休（東京交通会館に準ずる）
https://www.godiva.co.jp/godipan/