「こうなりたい！」　90歳おばあちゃんの“憧れの暮らし”に反響　想像を超える日常に「希望の光が見えた」

　90歳のおばあちゃんの1日に密着した動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生回数は記事執筆時点で10万回を突破。朝から畑仕事をこなす姿にやる気やパワーをもらえます。
　投稿したのは、YouTubeチャンネル「田舎のばあちゃんの畑」。田舎で暮らすおばあちゃんが畑で野菜などを育てる様子や、収穫した野菜を使った料理などを公開しています。
　朝の5時前に起床したおばあちゃんは早速服を着替えて布団をしまい、掃除機の充電をセット。髪をとかしてから台所へ向かい、ホウレンソウと卵を2つの鍋でゆでて、朝食のおかずを作ります。ごはんとみそ汁も用意して、6時には食べ始めました。
　しっかり栄養を取ったら畑仕事へ。この日は久しぶりに親戚がおばあちゃんの家に寄るとのことで、お裾分け用に野菜を収穫していきます。
　おばあちゃんの頭の中では、やるべき順番が決まっている様子です。先にワケギを収穫して水に漬けておき、古い葉がきれいに剥けるように準備。一度家に戻って掃除機と床拭きで掃除をし、掃除機のお手入れもかかさず行ってから、また8時ごろに畑に戻ります。ワケギの葉を剥き、さらにホウレンソウ、高菜、春キャベツを収穫しました。
　9時になると朝のおやつの時間です。「栗がたっぷり入っていてすごくおいしい」という、おばあちゃん手作りのようかんを切り分けます。一緒に親戚や孫にあげる分も切り、1本ずつラップで包みました。
　甘いものを食べて休憩したら、今度は孫と一緒に畑に出て、小松菜の芽を間引いたり、ニンジン畑のうねにネットをかけ直したり。10時以降も畑仕事は続き、孫に手伝ってもらいながら今後に必要な作業を進めます。終わった後に孫とコンクリートブロックの上に座り、のんびりおしゃべりする光景にほっこり。
　すると、昼前に親戚が来訪。用意しておいた野菜を渡すと、とても喜んでもらえました。そうこうしているうちに時間はあっという間に昼に。ごはんとみそ汁、ゆで卵に加えて、作り置きの「ワケギの酢物」は最後におかわりをするほど、昼食もしっかり食べています。
　13時に大好きなテレビ番組を見てから、14時には再び畑仕事へ。収穫した後の春キャベツの外葉や抜いた根を手押し車で回収したら、ついにこの日の作業は終了。……と思いきや、翌日の天気予報を確認して雨が降ると分かると、家の裏に出しておいた「トウモロコシのポット」を屋根のあるところに移動させるおばあちゃんでした。
　夜食は、畑で採れた春キャベツやワケギをたっぷり入れて作った焼きうどん。18時半には布団を敷いて寝る準備を整えます。
　少し時間を空けてから風呂に入り、いつもの寝る時間である20時半に消灯です。きょうもお疲れさまでした！
　おばあちゃんの丁寧な仕事ぶりと規則正しい生活に、コメント欄では「こうなりたい見本です」「朝ごはんから体に良い食事を作っていますね」「ケガに気を付けて収穫してくださいね」「畑仕事は運動になりますね」「老後に希望の光が見えました。こんなふうになっていきたいです！」といった声が寄せられています。
　YouTubeチャンネル「田舎のばあちゃんの畑」では以前、健康と元気の秘訣がわかる密着動画や、畑で採れた大根を使っておでんを作る料理動画が話題になりました。おばあちゃんの日常は、InstagramやTikTokでも見ることができます。
動画提供：YouTubeチャンネル「田舎のばあちゃんの畑」