フローリング掃除が効率よく進む! 企業が教える方法がコチラ
2025年5月16日(金)18時30分 grape

※写真はイメージ
掃除機とフローリングワイパーは、フローリング掃除の2大アイテムですが、大切なのが『使う順番』です。
アスクル株式会社が運営する『ASKUL(アスクル)』の通販サイトでは、フローリング掃除の基本手順を紹介しています。
掃除の前にフローリングの『素材』をチェック!
フローリングの種類は、『無垢フローリング』と『合板フローリング』の2つです。
種類によってお手入れ方法が変わるので、掃除を始める前にどちらの素材なのかを確認しておきましょう。
無垢フローリングは、パインやヒノキ、オークなど天然木のみで作られた、『無垢材』を使ったフローリングです。
天然木特有の香りや温もりを感じられる一方で、湿気を吸いやすい、膨らみやすいといった特徴があります。
また水分を吸収しやすいので、塗装の種類に関係なく『水拭きを避ける』のがベターです。
合板フローリングは、合板や集成材などで作られた基材の上に、化粧材を貼り合わせたフローリングで、『複合フローリング』とも呼ばれます。
収縮や反りが少ない上に傷やへこみが付きにくく、無垢材よりカラーが豊富な点が特徴です。
扱いやすい一方、一度付いた傷は修復しにくいので注意しましょう。
掃除の基本手順

※写真はイメージ
フローリングの掃除に適した掃除道具は以下の2つです。
・掃除機
・フローリングワイパー&ドライシート
まず、ドライシートを装着したフローリングワイパーでゴミやホコリを取り除きます。
先に掃除機を使うと、排気でホコリが舞い上がり、部屋中に散って、余計に汚れてしまう可能性があります。
アスクル ーより引用
フローリングワイパーは『手前から奥』に動かすのではなく、『奥から手前』に動かしましょう。
フローリングワイパーが入らない狭い場所は、隙間ブラシを使うのがおすすめです。
次に、掃除機をかけます。
掃除機をかける時のポイントは、床の溝に沿ってゆっくりと動かすこと、掃除機のヘッドを床にぴったりと付けること、掃除機と身体の距離を適度に保つことです。
動かす範囲の目安は自分の背丈の半分ほどです。
アスクル ーより引用
掃除機をかけ終えたら水拭き、または乾拭き掃除をします。
無垢フローリングの場合、オイル塗装とコーティング塗装であれば『固く絞った雑巾のみ』使用できますが、無塗装は基本的に『水拭きNG』です。
無垢フローリングは乾拭きだけでもきれいになるので、「どうしても」という時以外は乾拭きで仕上げましょう。
合板フローリングは水拭き可能です。しかし、水が滴るほどぬれた雑巾はフローリングを傷めてしまうので、『固く絞ってから』拭きましょう。
水拭きは、部屋の奥からはじめ、手前に後退して行います。雑巾をコの字に動かし、それを左から右、下にずらして右から左と繰り返します。
アスクル ーより引用
水拭きが終わったら乾拭きで仕上げます。水拭きをしない場合は、掃除機の後に乾拭きをして仕上げましょう。
「フローリングは手入れが難しい」と思われがちですが、手順が分かればスムースに進められます。
無垢フローリングと合板フローリングの違いを理解し、素材の特性に合わせた掃除方法を取り入れましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 アスクル