5月18日からの1週間は“日本周辺の有事”を考える‥

2025年5月19日(月)9時20分 ジェイタメ


日本テレビとNNN各局は、戦後80年の節目に「いまを、戦前にさせない」というプロジェクトを展開しています。世界情勢が不安定さを増す今、戦争は過去の出来事ではなく、私たちの暮らしと隣り合わせにあります。このプロジェクトは、過去を振り返るだけでなく、「いま」を見つめ直し、同じ過ちを繰り返さないための警鐘でもあります。「いまを、戦前にさせない」——それは平和を当然と思わず、一人ひとりが自分ごととして考えることを意味します。戦後80年の節目に、視聴者と共に平和の大切さを考え、未来を守るために何ができるのかを問い続けます。
その一環として、日本テレビは5月18日(日)から1週間「日本周辺の有事」をテーマに、日本、台湾、中国それぞれの視点から緊迫する地域情勢に迫り、私たちの平和や暮らしへの影響を多角的に検証します。


■「news zero」 単独インタビュー 
頼清徳総統に聞く「台湾有事」〜台湾有事と日本への期待


戦後80年を迎える日本が直面する恐れがあるのが「台湾有事」。
「news zero」は5月19日(月)からの1週間、日本・台湾・中国それぞれの視点で、台湾有事について考えます。


今回、日本のテレビメディアとしては初めて、台湾の頼清徳総統の単独インタビューに成功。総統就任後、圧力を強める中国とどう向き合うのか?日本との関係に何を望むのか?直接、質問をぶつけます。


さらに、兵役延長に揺れる台湾の若者の声を聞き、台湾の現状と危機感を伝えます。また、中国側の台湾侵攻も想定したとみられる動きを、独自に取材。


そして万一、台湾有事が起きた場合に、日本はどうなるのか?私たちの平和や暮らしへの影響について、様々なシミュレーションをもとに具体的に伝えます。「いまを、戦前にさせない」ために、今知っておくべきことを視聴者に伝える1週間になります。


■「真相報道 バンキシャ!」
“台湾有事”中国の本気度は?〜中国国内に台北そっくりのダミー都市!?


中国が台湾に対する軍事圧力を強める中、その動向に注目が集まっています。中国内モンゴル自治区の砂漠に存在する“ダミー都市”は、台北市の一角を再現したもので、武装した兵士が実戦さながらの訓練を行っている様子が確認されています。5月18日(日)の「バンキシャ!」では、これらの施設や動向を専門家とともに分析し、中国が描く戦略を浮き彫りにします。


また、中国広州市の造船所で製造されている“謎の船”についても独自に取材。衛星画像からは、兵士や兵器の輸送を目的とする新型艦船が建造されている可能性が示唆されており、その真の目的に迫ります。


■「news every.」
台湾有事の現在地〜日本の防衛体制は?沖縄配備の戦闘機に同乗取材“


「news every.」では、台湾を取り巻く緊迫した状況の中で、「いま何が起きているのか」「いまどうなっているのか」を多角的に検証します。中国の軍事的圧力に直面する台湾の現状に迫り、訓練に励む台湾軍や日常生活に影響を受ける市民の声を紹介します。


さらに、日本にとって台湾有事が発生した際の影響にも焦点を当てます。政府が策定した「住民避難計画」では、沖縄の住民約12万人が九州などに避難することが想定されていますが、実際に対象地域を取材したところ、計画に対する不安や課題が浮き彫りになりました。


また、日本の防衛体制の現状にもスポットを当て、南西諸島防衛の要である航空自衛隊那覇基地でのF15戦闘機訓練に密着。同乗取材を通じて、厳しい訓練の現場から防衛の最前線を伝えます。


■「Oha!4 NEWS LIVE」
街に遺る80年の記憶 〜表参道に残る空襲の爪痕

(C)NTV

「Oha!4」では、「こんなところに?」という意外な場所や身近な場所に残る戦争の痕跡をめぐっています。


今回は、トレンド発信地として世界中に知られる表参道。80年前の5月24日と25日に都心を襲った「山の手空襲」の爪痕が今なお残されています。「表参道」交差点の一角に立つ石灯籠や、冬のイルミネーションでも有名な街路に並ぶケヤキ並木、行った人なら誰もが目にする“表参道のシンボル”たちが、実は80年前の記憶を物語っています。


トレンド発信地として世界中に知られる表参道。その中心にある「表参道交差点」には、80年前の5月24日と25日に都心を襲った「山の手空襲」の爪痕が今なお残されています。交差点の一角に立つ石灯籠や、街路に並ぶケヤキ並木が80年前の記憶を物語っています。


番組では15歳の時に「山の手空襲」を経験したという95歳の男性を取材、当時の様子や街の変遷などの証言を交えながら、戦後80年の歴史と教訓を2回にわたって紹介、節目の年に今一度振り返る機会を提供します。


■本プロジェクトでは、戦争に関する“記録”を改めて探しています


戦後80年に際し、日本テレビはNNN各局とともに、一般のご家庭などで保管されている日誌や資料などの戦争に関する記録を探しています。日本では敗戦後、連合国に処罰されるとの恐れから、戦争に関する記録の多くが廃棄されました。一方近年では、個人の思いで密かに保管された記録が荷物の整理の際などに発見され、歴史を伝える貴重な資料になっています。
こうした記録は、未来に向けた大切なメッセージとして次世代に受け継ぐべきものです。情報募集サイト https://www.ntv.co.jp/sengo80/info.htmlから情報をお寄せください。


©NTV

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