強風に苦しんだメッツ・千賀3敗目「日本でもありましたけど...」6回は志願続投で100球の力投

2025年5月20日(火)11時18分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ レッドソックス3—1メッツ(2025年5月19日 ボストン)

 メッツの千賀滉大投手(32)が19日(日本時間20日)、敵地でのレッドソックス戦に先発し、6回5安打3四球5奪三振3失点で今季3敗目(4勝)を喫した。球団記録の連続試合自責2点以下は16戦でストップ。防御率は試合前の1.02から1.43となったが、規定投球回に達して再びナ・リーグ1位、MLB全体3位に顔を出した。

 初回無死二、三塁から二ゴロの間に先制点を与え、二死後、5番・ストーリーの適時打でこの回2失点。2回にも2死一塁からデュランの右翼線三塁打で3点目を許したが、その後は3回無死二塁、4回2死満塁のピンチを切り抜けた。5回にこの試合初の3者凡退に仕留めると、「90球ぐらいだったので大丈夫と思った。1アウトでも多く投げたい」と続投を志願。連続3者凡退に打ち取り、ちょうど100球を投げ終えた。

 この日のフェンウェイ・パークは強風が吹き、千賀もバランスを崩すなど苦しんだ。「真っすぐも高めにいきやすいし、フォークも落ち過ぎちゃう。ストライクゾーンを探すのでいっぱいいっぱいだった」と明かし、「日本でもありましたけど、久しぶりにこういう風を受けて、それを意識し過ぎた部分もあった。自分の経験を元にやってきたことを出せたことが、後半に試合を壊さなかった要因かな」と振り返った。

 序盤の3失点が響いてチームは2連敗。後半にメカニクスを変えて「どうやったら勝負できるかを探す中で何とかできた」と話した一方、「先に点を与える試合が多いし、立ち上がりに点を取られることをなくさないと、なかなか良い試合にならないと改めて思った」と反省を口にした。

スポーツニッポン

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