メッツ・千賀滉大は6回3失点で5勝目ならず レッドソックスに序盤つかまるも粘りの投球 防御率1.43
2025年5月20日(火)9時55分 スポーツニッポン
◇インターリーグ レッドソックス—メッツ(2025年5月19日 ボストン)
メッツの千賀滉大投手(32)が19日(日本時間20日)、敵地でのレッドソックス戦に先発し、6回5安打3四球5奪三振3失点で降板。7回表を終えて1—3とリードされており、今季5勝目はならなかった。1試合自責点3以上はメジャー1年目の23年8月13日のブレーブス戦以来で、球団記録の連続試合自責2点以下は16試合でストップした。
初回、先頭打者のデュランに初球の直球を叩かれて右翼線二塁打。続くディバースにはピッチクロック違反でボールを取られ、ストレートの四球を与えた。さらに暴投で無死二、三塁となり、二ゴロの間に三塁走者が生還。二死後、5番・ストーリーへの初球でバランスを崩したあと、3球目のフォークを拾われて三塁線を破られ、2点目を失った。
2回は2死一塁からデュランに一塁左を破られる右翼線三塁打で3点目を奪われた。それでも3回は無死二塁をしのぎ、4回は一塁手・アロンソの失策絡みの2死満塁を切り抜けた。5、6回は連続3者凡退に仕留め、ダッグアウトへ引き揚げるとメンドサ監督らと握手。球数はちょうど100球で、最速は97.1マイル(約156.2キロ)。レッドソックスとはメジャー1年目の23年7月21日以来2度目の対戦で、前回は3回1/3を3失点だった。
前回登板の13日(同14日)のパイレーツ戦は5回2/3を1失点。失点につながった6回の三塁強襲二塁打が16日(同17日)に三塁手の失策と訂正され、自責ゼロで防御率は1.22から1.02に変更されたが、この試合を終えて1.43と落とした。