メッツ・ソトの“怠慢走塁”に指揮官「話し合う」 左翼フェンス直撃もすぐに走らず一塁止まり

2025年5月20日(火)13時11分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ レッドソックス3—1メッツ(2025年5月19日 ボストン)

 メッツのフアン・ソト外野手(26)が“怠慢走塁”を指摘された。敵地レッドソックス戦の6回、左翼へ放った大飛球は高さ約11メートルの巨大フェンス「グリーン・モンスター」の中段付近に着弾。はね返った打球は左翼手が処理したが、打席内で手応え十分とばかりに打球を見つめ、その後ゆっくりと走り出したソトは一塁止まりとなった。

 この日のフェンウェイ・パークは強風。左翼からは約6〜7メートルの風が吹きつけ、打球を押し戻した。単打にとどまったソトは次打者の初球に二盗を決めたが、無死一、二塁から4番・ニモが三ゴロ併殺に倒れ、チームは得点を挙げられなかった。試合後、ソトの走塁を問われたメンドサ監督は「彼は入ったと思ったけど、あの風とこの球場だとね。風はどこでもそうだけど、特にここはあの壁があるから。バッターボックスからすぐに出(て走ら)ないといけない。このことについては話し合うよ」と語った。

 ソトはオフに15年総額7億6500万ドル(約1147億円)の巨額契約でメッツへ移籍。18日(同19日)までの古巣ヤンキース戦では激しいブーイングを浴びていた。試合後は“怠慢走塁”を否定し、「今日はかなりハッスルしたと思う。見れば分かるだろ」と話した。

 メッツは千賀滉大投手(32)が先発も、3回まで3点を失うなど6回100球3失点。チームはあと一本が出ず、1—3で敗れていた。

スポーツニッポン

「インターリーグ」をもっと詳しく

「インターリーグ」のニュース

「インターリーグ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ