メッツ・千賀滉大は6回3失点で3敗目 3回以降は無失点と立ち直るも勝利に導けず
2025年5月20日(火)10時27分 スポーツニッポン
◇インターリーグ レッドソックス3—1メッツ(2025年5月19日 ボストン)
メッツの千賀滉大投手(32)が19日(日本時間20日)、敵地でのレッドソックス戦に先発し、6回5安打3四球5奪三振3失点で今季3敗目(4勝)を喫した。1試合自責点3以上はメジャー1年目の23年8月13日のブレーブス戦以来で、球団記録の連続試合自責2点以下は16試合でストップした。防御率は試合前の1.02から1.43となったが、規定投球回に達して再びナ・リーグ1位に顔を出した。
初回、先頭打者のデュランに初球の直球を叩かれて右翼線二塁打。続くディバースにはピッチクロック違反でボールを取られ、ストレートの四球を与えた。暴投で無死二、三塁から二ゴロの間に三塁走者が生還。二死後、5番・ストーリーにフォークを拾われて三塁線を破られる適時打を浴び、この回2点を失った。
2回にも2死一塁からデュランの右翼線三塁打で3点目を許した。それでも3回は無死二塁をしのぎ、4回は一塁手・アロンソからベースカバーの千賀へのトスがそれる失策絡みの2死満塁を切り抜けた。5、6回を連続3者凡退に仕留め、ダッグアウトへ引き揚げるとメンドサ監督らと握手。球数はちょうど100球で、うち60球がストライク、最速は97.1マイル(約156.2キロ)だった。
レッドソックスとはメジャー1年目の23年7月21日以来2度目の対戦。前回は3回までに3点を奪われて4回途中で交代した。この日も序盤の失点が響き、立て直したもののチームを勝利に導けなかった。