避難所で過ごした人約7割が身体に不調 - 対策は?

2024年5月21日(火)13時47分 マイナビニュース

コーキマテリアルは、「避難所での実体験」に関する調査結果を5月16日に発表した。同調査は、2024年4月18日〜19日の期間、災害時に避難所で過ごした経験がある1,004人を対象に、インターネットを用いて行われた。
実際に避難所で過ごした日数は何日か質問したところ、「〜1週間」(66.0%)が最も多い結果になった。
続いて、実際にどこで過ごしたか聞いたところ、「小中学校・高校」(52.5%)が最も多く、次いで「公民館」(34.6%)と続いた。
避難所での生活中、どのような悩みがあったか尋ねたところ、「心理面での疲労・悩み」(53.1%)が最も多く、次いで「身体面での疲労・悩み」(51.5%)、「プライバシーの確保」(47.2%)と続いた。
避難所ではどのように過ごしていたか質問したところ、「あまり体を動かさず、座っていることが多かった」(58.5%)が最も多い結果となった。
次に、避難所での生活中、体に不調を感じたか聞いたところ、「とても感じた」(25.1%)、「やや感じた」(47.8%)、「あまり感じなかった」(21.2%)、「まったく感じなかった」(5.9%)という結果になった。「とても感じた」と「やや感じた」を合わせると7割超が身体に不調を感じていることが明らかになった。
避難所で健康に過ごすために意識していたことを質問したところ、「こまめな水分・塩分補給」(43.4%)が最も多く、次いで「エコノミークラス症候群の予防のために体を動かすこと」(41.3%)、「食事の前やトイレの後の手洗い」(35.3%)と続いた。
防災グッズとして避難所で健康に過ごすためのアイテムを用意しているか聞いたところ、約半数の55.0%が「している」と回答した。
具体的にどのようなアイテムを用意しているか尋ねたところ、「常備薬」(54.2%)が最も多く、次いで「栄養価の高い食料」(53.4%)と続いた。
また、身体の不調を防ぐためのアイテムに、どのような特徴があれば嬉しか聞いたところ、「コンパクト・軽量」(66.3%)が最も多く、次いで「使い方が簡単」(61.5%)と続いた。

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