レンジフードの掃除を効率よく済ませるには? 企業が教える基本の掃除術が「参考になる!」
2025年5月21日(水)18時10分 grape

※写真はイメージ
家の中には、『掃除が面倒くさい場所』が数多くあります。キッチンのレンジフードもその中の1つです。
レンジフードの汚れを放置すると換気能力が落ちるので、油のニオイがキッチンにこもったり、キッチン周辺がベタ付いたりします。
素早くきれいにしたい人は、プロの掃除術を取り入れてみましょう。
株式会社ダスキンのウェブサイトでは、レンジフードの掃除方法と、プロならではの裏技を紹介しています。
レンジフードの内側も外側もこれでピカピカ!

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汚れ具合やレンジフードの種類にもよりますが、レンジフードの掃除は『1〜3か月に1度』が目安です。
汚れがこびり付くほど落としにくくなるので、定期的な掃除を心がけましょう。
まず、掃除に使用する以下のアイテムを用意します。
・新聞紙
・ゴミ袋
・酸素系漂白剤
・油汚れ用洗剤
・台所用洗剤
・古い布
・雑巾
・スポンジ
・ゴム手袋
まず、コンロ周りや周辺の床に新聞紙を、シンクの中に雑巾をそれぞれ敷きましょう。
レンジフードの電源を切り、取扱説明書の内容に沿って整流板やフィルター、ファンを取り外します。取り外したフィルターとファンは、シンクの中に置きましょう。
整流板は、吸気口の下に取り付けられている金属板です。付いているレンジフードの場合は取り外しましょう。
最初に『外せる部分』の掃除です。
古い布や新聞紙を使って、こびり付いている油を拭き取ります。シンクに雑巾を入れたまま、ゴミ袋を広げてください。その中に、40〜50℃のお湯をパーツ類が漬かる程度入れましょう。
お湯の中に、酸素系漂白剤と台所用洗剤を入れて溶かし、漂白剤溶液を作ります。量の目安は、酸素系漂白剤が2ℓのお湯に対し8g、台所用洗剤がティースプーン1〜2杯です。
漂白剤溶液の中に、取り外したフィルターやファンを入れ、15〜20分ほど放置してください。その後、漂白剤溶液を流し、残った汚れをスポンジでこすり落とします。
洗い終えたら水ですすぎ、乾いた雑巾で水気を拭いてしっかり乾かしましょう。完全に乾いたら元に戻します。
次に、取り外せない部分の掃除です。
取り外せる部分と同じように、こびり付いている油を古い布や新聞紙で拭き取ります。
雑巾を水でぬらして固く絞り、油汚れ用洗剤をスプレーして汚れた部分を拭いていきましょう。
油汚れ用洗剤で落ちない汚れには、漂白剤溶液を使います。雑巾を漂白剤溶液に浸し、固く絞って拭きましょう。
最後に水に浸して固く絞った雑巾で拭き上げ、乾燥させたら完了です。
なお、洗剤を使うことで変色したり塗装が剥げたりすることがあります。まずは目立たない部分で試してから全体に行うといいでしょう。
「これぞプロ!」な裏技
しばらく掃除していないレンジフードの場合、雑巾やスポンジでは落とし切れない汚れも付いているでしょう。
そのような時は、こするのではなく『削る』のがおすすめです。掃除用のヘラか、ない場合は使わなくなったカードや定規を使って削りましょう。
取り外せない部分の頑固な汚れには『ラップパック』がおすすめです。
油汚れ用洗剤を含ませたキッチンペーパーを貼り付け、その上からラップで覆って10〜15分ほど放置しておくと、洗剤が浸透しやすくなります。その後、水拭きして仕上げに乾拭きしてください。
※モーターや配線・ボタン部分に水や油汚れ洗剤がかからないように注意しましょう。
ダスキン ーより引用
毎日使うキッチンのレンジフードは、汚れやすいもの。大掃除の労力を減らすためにも、1〜3か月に1回を目安に掃除しましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 ダスキン